Sonic The HedgehogがiPhoneに登場. でも仮想ボタンでは速く走れない?
by Jason Kincaid on 2009年5月25日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

iPhoneはこのところ急速に、昔の懐かしいゲームが似合うプラットホームになりつつある。MystWolfensteinに続いて、今では移植がかなり頻繁になってきた。このたび新たに加わるのは、90年代初期のゲーム機で遊んだ人たちの心をがっちりつかむと思われるSonic The Hedgehogだ。このゲームのお値段は5ドル99セントとリーズナブル、ダウンロードはここからだ。

さて、ぼくは自分のことを、かなり経験豊富なゲーマーだと思っているし、また、最初のSonic the Hedgehogシリーズほど夢中になったゲームはほかにあまりなかったと記憶している。当時の人気ゲームといえば、敵キャラをピョコピョコボコボコとのんびりしたペースでやっつけるというものがほとんどだったが、そこにSonicは新しい要素を持ち込んだ。スピードだ。Sonicは画面を縦横無尽に異様な速さで走り回り、(やり方が分かってくると)すべてのレベル(面)をクリアするのに1〜2分しかかからない。しかもフレームレートはその速さにちゃんと追随した。それに、彼の場合は動きに鋭さがあり、当時のゲームを支配していた色つきの配管工たちにくらべて断然かっこよかった。ではそのiPhone版は、昔の良さを損なっていないだろうか?

正直言って、最初に見たときは、なんじゃこりゃ?!と思ったね。これに限らず、昔のゲームを移植したときの操作方式には、ぼくから見て気にくわないのが多い。だいたいどれも、画面の左下に仮想ジョイパッドがあって、右側に仮想ボタンがいくつかある。形は昔のゲーム機のコントローラをうまく真似しているけど、そもそも手や指にカキッと伝わる実感がない。だから、弾をよけたり崖から飛び降りたりしたときの達成感がなくて欲求不満になる。しかも、間違ったボタンを押すことが多くなる。



Sonicはそれほどひどくないが、操作感は完全にはほど遠い。やっぱり、本物のコントローラがいいに決まっているが、でもSonicはゲーム自体が単純だから、画面上のボタンでも遊べないことはない。それは、右矢印キーを押している時間が圧倒的に多く、たまに瞬間的に左矢印キーを押すだけで、親指はほとんど何もしないからだが、そうやって操作はまあまあでも、ゲームの動きそのものは耐え難いほど遅い。Sonicは元々、Genesisの速さを誇示するために作られたゲームだから、こんなに遅いのはへんだよ。これはソフトのアップデートで直るのか、それともiPhoneのRAMやCPUの限界なのか分からないが、とにかくこれじゃーゲームプレイにならないね。何度もスパイクをよけ損なって死んだけど、それはぼくの親指が年とって錆びたせいではないと思うよ。



でもまあ、昔このゲームのファンだった人なら、ダウンロードしても損した気分にはならないだろう。ただし、SonicのようなSegaのヒット作を、なんでもかんでも仮想ジョイパッド方式で移植するのはやめてもらいたい。率直に言って、ひどい出来であることが多いし、Sonicのような単純な操作の場合だけ、たまたま許せるにすぎない。Segaはどうやら今回、iPhone上のGenesisエミュレータを作ったらしいが、だとするとSonicに続いて次々とゲームが移植されるのかもしれない。それははたして、いいことだろうか? でもiPhone 3.0では本物のジョイパッドを接続できるらしいから、そうなると昔のゲームの移植もプレーも、問題なくできるだろうね。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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