オンライン広告サーバのOpenXについて、これまで何度も扱ってきたのには理由がある。同社はもともとOpenadsという名前で、元AOLのCEOであるJonathan Miller(現OpenXのチェアマン)と、Yahooの元エグゼクティブであるTim Cadogan(現OpenXのCEO)によって率いられており、急成長を遂げ、かつ収益も上げている。
また最近、OpenX Marketのサービス開始についても記事にしている。これもカリフォルニア州パサデナのOpenXが運営する独立系のオンライン広告マーケットプラットフォームだ。
そしてOpenXは本日(米国時間5/26)、シリーズCのベンチャーキャピタルラウンドにて$10M(1000万ドル)を調達し、これまでの合計でなんとも余裕の$30M(3000万ドル)以上となったことを発表した。現在のような経済状況では珍しいことに、今回の投資をリードするのは新規に参加したDAG Venturesであるというのもすごい。このDAG Venturesがリードして、既存のAccel Partners、Index Ventures、Mangrove Capital、およびFirst Round Capitalも参加している。News CorpのChief Digital Officerに就任予定のJonathan Millerも一枚噛んでいる。
OpenXのCEOであるTim Cadoganは短いインタビューを行い、今回の投資については満足していると述べたモノの、企業の評価額等詳細については触れなかった。同氏によればシリーズB(2007年12月にクローズされた$1550万のラウンド)で調達した資金の大半が社内に留保されており、資金調達を行う必要性はとくになかったとのこと。「もちろんそのような時期こそが資金調達の最適時期なわけです」とのことだ。
Cadoganによると、OpenXは現在OpenX Marketの拡充に注力中であり、Ad Serverプラットフォームを利用するパブリッシャーを拡大しているところだとのこと。現在の所、150,000のウェブサイトで38,000人のパブリッシャーがAd Serverを利用している。またCadogan曰く一ヶ月少々前にオープンしたOpenX Marketは月間20億インプレッションとなり、利用者も倍増しているとのことだ。
ちなみに2008年12月から2009年4月までを見ると、OpenXが提供する広告は500%の成長を遂げて、月間75億インプレッションとなっている。また新プロダクトに対するサインアップ利用者数はマーケットに登場して以来6ヵ月で10,000人を超えているとのこと。
(情報開示:TechCrunchのサイトで提供している広告の一部はOpenXを使っている)
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(翻訳:Maeda, H)




