
元AOLのデジタル部門のトップで、スタートアップインキュベータLaunchbox DigitalのファウンダJohn McKinleyの母親が最近病気になり、McKinleyは自分の年老いた親の診療や介護をしてくれる施設やサービスをWeb上に探した。しかしMcKinleyが発見したのは、がっくりするほどの情報の少なさで、老人のための施設やサービスを見つけるのはとても難しい。彼は、既存のサイトの多くがエンドユーザ(老人自身)ではなく介護プロバイダ(個人や派遣会社)が対象であることに気づいた。それらのサイトは、介護プロバイダと介護を要する老人を仲介することによって手数料収入を得ている。
またMcKinleyが気づいたのは、既存のサイトが、それぞれの老人ごとに異なるニーズにきめ細かく対応した介護の紹介を行えるだけの、きめ細かいユーザフレンドリなWebインタフェイスを持っていないことだった。介護の内容はそれぞれの老人の状況に合わせてすべて“特注”でなければならないと信ずるMcKinleyは、エンドユーザのための介護ポータルを作ることを決意し、そして本日(米国時間5/26)、無料の老人介護発見サイトOurParentsを立ち上げた。目的は、年老いた親を持つ大人たちが、その介護ニーズにぴったり合った正しい介護サービスをここで見つけることだ。
OurParentsは、ユーザがこのサイトで見つけて利用するサービスや施設などからお金を取らないので、終始中立性と透明性を維持できる。OurParentsは偏りのない情報の提供を目的とし、家族が親のためのもっとも適切な在宅介護や老人コミュニティ、介護付き住宅、養護老人ホーム、ホスピスなどを見つけられることを目指す。そのためにサイトは、大量の調査をユーザに代わって行う。
OurParentsは65000以上の介護プロバイダの説明、サービス内容、写真、サービスの質の良し悪し、料金情報などを提供し、エンドユーザは検索の結果を地域、費用、質、距離、特別なニーズなどで選別できる。施設に関しては、無料で読める詳細な報告記事があり、それにはMedicareの格付け、監査結果の詳細、コミュニティのデータ、近隣の医療機関に関する情報などが含まれている。また、介護プロバイダに関しては、(個人なら)人柄や生活に関する情報、その人や会社をめぐるニュース、評判、破産記録などの経済情報、老人虐待に関する苦情の有無などを知ることができる。

OurParentsにはCare Options Advisorというツールがあって、それは老人の状態(健康、年齢、特性など)を記入すると、もっともふさわしい介護のタイプを教えてくれる。ユーザが介護施設や介護プロバイダを選ぶと、OurParentsがユーザに代わって彼らにコンタクトする。OurParentsには現在広告がなく、保険や介護関連製品の販売など、今後導入する有料サービスを収益源にする予定だ。
今年の初めに介護会社Univitaに買収されたEnurgiも同様のサービスを提供しているが、Enurgiは老人と在宅介護提供者を結びつけることがメインで、カバー範囲が狭い。それにEnurgiは、商談が成立すると介護プロバイダから手数料を取る。しかしOurParentsは完全に無料なので、介護の必要な老人が家族にいて、中立的で詳細な情報を求めているユーザが、殺到しそうなサイトだ。

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(翻訳:hiwa)
