セマンティック広告技術を提供するPeer39が$10.5M(1050万ドル)のシリーズCラウンドを完了したとアナウンスした。調達資金の合計は$22M(2200万ドル)を超えた。本ラウンドはイスラエルのVCであるEvergreen Venture Partnersの主導で、これまでの投資に加わっているCanaan Partners、Dawntreader Ventures、Silicon Valley BankおよびJP Morganも参加している。
1年ほど前にPeer39についての詳細な記事を掲載したが、同社は独自の広告ネットワークを構築する方向から、セマンティック広告プラットフォームを使って、サイト運営者の既存コンテンツをプレミアムな広告掲載用資産として活用する方向にシフトしてきたようだ。Peer39によると、サイトコンテンツのインプレッションの7割から8割は「おまけ」的に扱われているが、同社の技術を導入することにより、それらをきちんと分析してトップレベルの広告資産として活用できるようになるとのことだ。
ニュースサイトを例にとってみよう。たいていのニュースサイトは自分のサイトのカテゴリを「News」と指定する。しかしこのようなサイトで公開されるコンテンツはファイナンス、ヘルス、旅行等、種々のカテゴリに属するものとなる。Peer39のSemanticMatch技術は、これらのコンテンツページをリアルタイムで分析して、実際にどのカテゴリに属するものであるかを分析する。CEOのAmiad Solomonによれば、ニュースコンテンツの70%は、より売れやすいカテゴリに再分類が可能だとのことだ。またPeer39はSemanticProtectというプロダクトも提供している。こちらはブランド保護のためのもので、広告主に対して好ましくない内容やセンシティブな内容を含むかどうかを自動的に判定する(たとえば犯罪、暴力、政治的な話題等)。
Peer39の機能を実装するには、サイトに小さなJavaScriptコードを埋め込むだけでよい。ページ読み込み時にPeer39に対するリクエストが生成され、これによってデータをセマンティックに分析して、関連性が高く、収益性も高い広告チャネルが割り当てられる。Peer39の機能がフル回転で実現されるのはこの時だ。リクエストに対する結果は直ちにサイト側に送り返され、広告システムと連動して収益性が最も高いと思われるセマンティック広告(ディスプレイ広告ないしテキスト広告)が表示される。
[原文へ]
(翻訳:Maeda, H)




