フロリダ州ジャクソンビルのCliqsetが本日(米国時間6/1)、オンラインアイデンティティプラットフォームのベータ版に機能追加を行ってベータ2として公開する。併せてエンジェル投資家一名より$1.5M(150万ドル)の出資を受けたことも発表した。
Cliqsetのコンセプトを説明するのは難しい。基本的には利用者および開発者に、ソーシャルウェブの統合化サービスを提供するものだ。利用者および開発者は各種サービスに散在するソーシャル情報を利用してサービスを構築し、編集して、ソーシャル情報を共有化することができる。エンドユーザの視点で見れば、Cliqsetを使って、情報を共有する相手やアプリケーション、利用する端末の種類によってあちこちに散らばっている情報(ステータス情報や場所情報、写真等)をひとまとめにすることができる。一方開発者の方は、各種ソーシャルサービスの情報を読み書きするAPIを利用して、独自のソーシャルプラットフォームを構築し、管理することができるようになる。
本日公開されるベータ2には、新たに位置情報関連のAPIが加えられている。このAPIを利用して、開発者は利用者の提供する位置情報を利用するウェブアプリケーションないしモバイルアプリケーションを作成することができる。APIを使って携帯端末からの緯度と経度の組み合わせによるアドレス情報を取得して利用することができるようになる。取得した情報を利用者の何らかのアクションと直接組み合わせて使うこともできるし、いったん情報を保管して、加工した後にCliqsetプラットフォーム上に構築するアプリケーションで利用することもできる。
Cliqsetの位置情報サービスを利用して、BrightKite、FireEagle、およびTwitterなどのサードパーティーのサービスと統合することができる。種々のウェブにおけるソーシャル情報と位置情報を同期するといった使い方が基本で、こういった作業が簡単にできるようになる。
また、Cliqsetに対応したアプリケーションや、サポートするサードパーティーのサービス間で、ネット上を流れる情報をプッシュ/プルする機能も新たに加わった。この機能は現在のところTwitter、Facebook、Myspace、identica、laconica、Linkedin、FireEagle、およびFriendFeed等、30以上のサードパーティー製サービスで利用することができる。これはなかなか便利な機能だ。
Cliqsetは最近エンジェル投資家のDerek Mercerの$1.5M(150万ドル)の出資を受けて、第二ラウンドを完了している。Derek Mercerは人材管理ソフトウェアを提供していたVury TechnologyのCEO兼チェアマンだった。同社は2008年に$128.8M(1億2880万ドル)にてTaleoに売却されている。Derek MercerはCliqsetに対し、初期ステージにても50万ドル投資している。Cliqsetに投資された額はトータルで$2M(200万ドル)ということになる。
Cliqset – Merge, Organize and Share Social Information from cliqset on Vimeo.
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(翻訳:Maeda, H)




