RingRevenueが$3.5Mを調達, クリックの回数でなく電話の回数をアフィリエイトネットワークに代わって数える
by Jason Kincaid on 2009年6月3日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

アフィリエイトネットワークのためのペイパーコール(pay-per-call, 消費者から電話がかかってきた数–callの数–で広告料金が決まる方式)プラットホームRingRevenueが、$3.5M(350万ドル)の資金調達ラウンドを完了した。参加投資家はGRP Partners、Rincon Venture Partners、そしてGreat Pacific Capitalだ。同社は、電話で行われる大量の販売からマージンをもらうことを目的に、アフィリエイトネットワークや広告代理店が行う「電話がかかってきた回数の計数」を代行する。それは、オンライン広告のクリック数を数えるサービスと似ている。

このプラットホームを使ってアフィリエイトネットワークは、広告キャンペーンをやっている広告出稿者〔代理店〕につながるユニーク(他と重複しない)でローカルな無料電話を各アフィリエイトサイトに割り当てる。これらのユニークな電話番号によって広告主は自分の広告キャンペーンの成果を追跡でき、成果に応じて広告料を支払う。CEOでファウンダのJason Spievakは、広告主にかかってくる電話を追跡するサービスはほかにもあるが、それらはアフィリエイトのコミュニティを対象にしていない。そういう既存のシステムを使うと、広告主たちが、掲載者たちへの番号の割り当てや管理といった兵站業務(logistics, 物理的補給業務)、それに広告料金の支払いなどを、全部自分でしなければならない。RingRevenueを使うと広告主たちはそういう物理業務をアフィリエイトネットワークにまかせることができる。そういう業務は、アフィリエイトネットワークのほうが上手にできる。




【図中テキスト】①広告主がペイパーコールキャンペーンを作る②掲載者〔広告代理店〕がキャンペーンに応募し電話番号(複数)を選ぶ③掲載者は電話プロモーションを展開する〔各アフィリエイトサイトへの広告配布〕④消費者はアフィリエイトサイトで電話番号を見て電話をする⑤ネットワークが電話の回数を数える⑥電話がコールセンター代理業者につながる(図中央)ペイパーコールプラットホーム(あなたのネットワークに代わって仕事をします)

プラットホームには広告主たちが結果を最大化するための工夫がいくつかある。RingRevenueはかかってくる電話をリアルタイムで選別できるので、広告主は対応すべき電話を選べる。選別は、かかってきた電話の番号をデータベース上の過去の記録と照合する処理だ。番号ごとの顧客情報は、企業がすでに持っている情報とサードパーティから買ったデータとの合成だ。

RingRevenueは9か月前に前宣伝もプレスリリースも何もなく秘かに立ち上がったが、すでにアフィリエイトネットワークのトップ10のうち4つと契約している(Commission Junctionなど)。そうそうたるクライアントだが、RingRevenue自身にも実は実績がある…このプラットホームを作ったチームのメンバの多くが、CallWaveを作った人たちだ。CallWaveは、2004年に上場したインターネット上の各種通信サービス企業だ。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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