Juniper Researchが発表したレポートによる2014年予測によると、低価格携帯端末の販売量が7億台規模に上り、今年との比較で22%の成長を遂げるだろうとのことだ。レポートでは「connect the unconnected」のスローガンのもと実行されたさまざまなスキームや、携帯電話を持たない約30億の人々について言及している。
尚、このレポートで扱われている数値にはワイヤレスネットワークが敷設されている地域の人も含まれている。これまでは投資効果が低いとして通信会社もこれら未開発市場への参入意欲を持たなかった。この新興成長市場における潜在利用者層に訴求するためには、端末価格をドラスティックに引き下げ、低所得者層も利用できるようにすることがキーとなる。
この面で現在先行しているのはモバイル界の巨人たるNokiaだ。Nokiaは以前にも記事にしているように新興市場をターゲットにした端末およびサービスをリリースしており、またシリーズ40と呼ばれる系統の35機種でMail on Oviのサービスを展開している。
Juniperのレポートのサマリーは、こちらの無料ホワイトペーパーにも記載されている。このサマリーによればエントリーレベルの端末(Nokiaの定義では60ドル未満の端末)の販売台数は2008年販売総数の45%を占めたとのこと。これはすなわち5億3500万台ということになる。ULC(ultra low-cost。販売価格5ドル未満)端末の占める割合はごくわずかに過ぎなかったが、Juniperは急成長の望める分野だと考えている。すなわちJuniperの予測によれば、2014年までに全世界における年次総販売台数の50%を低価格端末が占めるようになる。2014年には7億台の低価格端末が販売され、その24%程度がアフリカないし中東で販売されるだろうとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H)
