
Snapstreamは企業向けに数千時間にも及ぶテレビ番組(デジタルCATVと衛星TV)を録画し、内容をキーワードで検索できる機器を販売している会社だが、テレビ番組の人気キーワードを検索するTV Trendsというサイトをオープンした。ユーザーはこのサイトで全国ネットワーク局のテレビの人気キーワード(使用頻度の降順)、不人気キーワード(使用頻度の昇順)を調べることができる。ユーザーはまたキーワード(最大5つまで)を入力して、時系列のトレンドを比較することもできる。トレンドは相対的使用頻度の折れ線グラフで表示される。対象はABC、CBS、NBC、FOX、MSNBC、CNNの各ネットワークで放映されるニュースを中心とする番組。
Snapstreamは自社のサーバに録画した番組の字幕データを利用する。この際、ローカル番組、連続コメディー、スポーツなどは除外され、整理されたデータがトレンド分析サイトに送られる。キーワードのグラフを表示させる際に、いくつかの時点における字幕データの抜粋を見ることができる。またユーザーはジャンルやネットワークを絞り込むことができる。たとえば、「CNNだけ」などの指定ができる。TVTrendsのグラフはブログなど他のサイトにエンベッドすることもできる。下にエンベッドしたのは過去6か月間におけるTwitterとFacebookのトレンドだ。4月に高いピークがあるのは、Ashton KutcherとCNNが100万フォロワーの獲得をめぐって競争していた時期に該当する。
私はSnapStreamのトレンドをGoogle TrendsとTwitterのTrending Topicsと比較してみた。SnapStreamはトピックやテーマではなく、キーワードそのものの出現回数を計測しているので他のトレンド・ウォッチとは異なる結果になる。そこで今日(米国時間6/10)のSnapStreamのトップ・キーワードにはホロコースト博物館の銃撃事件の影響で、gunman、museum、Holocaustといった単語が入っていた。TwitterとGoogleはこの事件をHolocaust Shootings として一つのトピックとして扱っている。また上位にくるコンテンツも両グループでは異なっている。たとえば、Twitterの Trending Topicでは“#geekpickuplinesが上位にきている。GoogleではContessa Brewerがランクインしているが、これはMSNB“のアンカーウーマン、Brewerが最近放送中に逆上したビデオがYouTubeにアップされて話題になった影響だ。逆にSnapStreamでは北朝鮮やクライスラーが上位にきている。
SnapStreamのサイトはリアルタイムではなく、更新は3-4時間おきに行われている。その点、速報性ではリアルタイムに近いTwitterとGoogleの方がまさっている。しかしTwitterのTrending Topicsにもスパムに占領されがちなどの問題がある。いずれにせよ、全国ネットのテレビ番組におけるキーワード・トレンドをこのような規模で分析してくれるサイトは他にはちょっと見当たらない。
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(翻訳:Namekawa, U)




