敬愛する同僚のMG Sieglerが、はるか豪州の地でマイクロソフトが行っている挑戦的なキャンペーンについて記事を書いている。キャンペーンは1万ドル獲得のチャンスと引き替えに、Internet Explorerを使っていない人を乗り換えさせようとするものだ。記事ではこのキャンペーンを「痛ましい」ものだと評している。とくに反対することもない。金を渡して競合製品を貶すよりも、はるかにマシなキャンペーンはいくらでもあるはずだ。しかし真っ当なキャンペーンでは話題作りにならないし、人々の耳目を集めることもできないということなのだろう。
ただ、このTechCrunchに集うような人が話題にするほど、ブラウザ戦争というのは一般の人にも重大な問題と認識されているのだろうか?
面白いものをご覧にいれよう。ニューヨークで働くGoogle社員の投稿したYouTubeビデオだ。タイトルは「ブラウザって何?」というもの。
(訳注:ビデオ中、人々はブラウザとはと問われてGoogleやYahooなど、検索エンジンの名前を挙げている。続いてブラウザと検索エンジンの違いについて問われると、誰もその違いを明らかにできない。ついでにGoogle Chromeを知っているかと問えば全員が知らないと回答している。このインタビューに応じた人のうち8%未満の人しかブラウザが何かを知らなかったとのこと)
いかがだろうか。Orli YakuelがTwitterで発言しているように、ブラウザ戦争というのに全く無縁な世界もあるということだ。
そしてこれが文化の違いというものだろうか。マイクロソフトはFirefoxやChromeの利用者に現金を握らせて(現金獲得のチャンスをちらつかせて)ブラウザの乗り換えを謀る。一方でGoogle社員は制作するビデオの中で競合製品の名前が挙がることにも頓着せず、インタビューした人々のうち、誰もGoogle Chromeの名前を知らないことを滑稽に扱っているわけだ。
ところでビデオの中に、コンピュータにあまり詳しくないのでこの手の質問にはちゃんと答えられないと言っている人がいた。しかし彼の言ったことはなかなか的を射ているようだ。
よくわからないんだけど、インターネットってのは何か見つけたりするもので、そしてブラウザってのもなんかそんなものなんじゃないの?
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(翻訳:Maeda, H)




