Intel Capitalが主導してSense NetworksのシリーズBによる資金調達が行われた。Sense Networksは、データの動きを自動的に把握して、現実世界における場所情報のデータベース化やランキングの提供を行うニューヨークの企業だ。先週末にVenturebeatが報じたところによれば、調達額は約$6M(600万ドル)で、このラウンドをどちらが担当するかでIntel CapitalとSequoiaの間でデッドヒートがあったらしい。
Sense NetworksのCEOであるGreg Skibiskiも参加した、「コンテクスト」をテーマとしたMobile 2.0 Europeでのパネルディスカッションを見る限り、この投資は実を結ぶ投資となりそうな印象を受けている。Sense Networksは「位置情報分析プラットフォーム」のMacrosenseを提供している。これは携帯の位置情報を取得して、より詳細なセグメンテーションを可能とするものだ。また、BlackBerryおよびiPhone用には、Citysenseという素晴らしいアプリケーションも無料で提供している。このアプリケーションではリアルタイムでナイトスポットを検索したり、ソーシャル機能を活用したナビゲーションを利用することができる。簡単に言えば、その時点での携帯端末の位置情報を収集して、大勢が集まっているスポットを知ることができるようになっている。
ステルスモードから表舞台に登場してきた際、ErickのレビューがTechCrunchに掲載されている。
同社の技術は、携帯電話、GPS機器、WiFi、加えてタクシーから人々の膨大な位置情報をかき集める。またCitysenseないし、後続のアプリケーションをダウンロードした人からも位置情報データを取得する(但し、データはそれぞれ個人に属するものとされ、望むならこの情報をデータベースから削除することもできる)。
機械の学習アルゴリズムを使って位置情報をすべてインデックス化し、検索エンジンがウェブサイトのランクを示すように、現実世界における場所のランキングを行う。ウェブではリンクに基づいてランクが決定されるが、Citysenseではそれぞれのスポットにどれだけのデータ(それがすなわち「人」ということになる)が移動するのかでランクを決定する。Sense Networksはこれらのデータを集約して、人々がどこで買い物をするのかなどの情報を求める投資家や金融機関に販売して収益化したいと考えている。
Sense Networksは、MITのコンピュータサイエンティストであるAlex PentlandとコロンビアのコンピュータサイエンティストのTony Jebaraによって、2003年5月にスタートした。企業としての活動開始は2006年だが、2008年4月には多くのエンジェル投資家や、Passport Capital、Drobny Global Asset Management、およびChallenge FundsなどのヘッジファンドからシリーズAの資金調達を行っている。その際の調達額は明らかにされていないが、VentureWireの記事によれば$3M(300万ドル)だったとのこと。つまり今回の調達額である$6M(600万ドル)を併せて、現在までの調達資金は$9M(900万ドル)に達したことになる。
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(翻訳:Maeda, H)





