しばらく前に、iPhoneアプリケーションのレコメンドシステムが必要な理由について詳細な記事を掲載した。iTunesで音楽や映画について「Genius」の機能があるように、今やAppStoreでの取り扱い件数が50,000本以上となったアプリケーションについても、不要なアプリケーションを除外して、必要なものだけを探すための仕組みが求められる状況となっている。iPhoneやiPod Touchを使っている友人が大勢いるなら、AppsFireがレコメンドエンジンとして利用できるかもしれない。
このAppsFireは本日(米国時間6/30)にプライベートベータで公開された。これを使えばお気に入りのアプリケーション情報を他の人と共有することができる。念のため言っておくと、アプリケーション自体を共有するわけではない。そうではなくてお気に入りのアプリケーションの名前を公開して、他の人がワンクリックでそのアプリケーションをApp Storeからダウンロードできるようにするものだ。たとえば私が100本のアプリケーションをインストールしているとしよう。その中で気に入っているものが15本だけあるとするなら、その15本を選んで各種ソーシャルネットワーク経由で、そのアプリケーション情報を友人とシェアすることができるようになっている。
尚、AppFireはインストールして使うタイプのアプリケーションとなっている。現在の所はMac版のみが用意されている。PC版も準備中で、そのうちにiPhoneアプリケーションもリリース予定だとのことだ。AppFireをインストールすると、アプリケーションはiTunesフォルダ内のアプリケーションを検索する。そしてAppFireサイトに個人用のページを作成して、そこに利用しているアプリケーションのアイコンを表示する。利用者はそのページ上でお気に入りのアプリケーションを選択するわけだ。お気に入りアプリケーションの選択が完了すれば、それらお気に入りをソーシャルネットワーク、メール、ウィジェット、ないしAppFireページへのリンクにて公開することができる。一例として、AppFireの共同設立者であるOuriel Ohayonのお気に入りアプリケーションが、こちらのページにて公開されている。
このアプリケーションは、まだまだパーフェクトにはほど遠い。お気に入りアプリケーションを公開する方法がそもそも洗練されていない。また、気に入っているアプリケーションの情報に基づいて、自分に適したアプリケーションを見つけてくれる機能もない。知り合いがどのようなアプリケーションを使っているかという情報を見て、そこからまだ使っていない面白そうなアプリケーションを見つけるためのものとなっている。
収益モデルについては単純で、アフィリエイトを考えているとのことだ(LinkShareやTradedoubler)。ただOhayonによると、これについては「サプライズ」を用意しているとのことだ。
限定公開のプライベートベータでは、まず1,000名を目処に利用者を募集しているとのこと。こちらからサインアップできる。

情報開示:AppFireの共同設立者であるOuriel Ohayonは、かつてTechCrunchのメンバーだった。現在でも時に応じて寄稿してくれている。
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(翻訳:Maeda, H)




