〔この記事はTechCrunch Japanオリジナルです。〕
昨日(日本時間6/30)、六本木のGlocom(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)でTwitterと政治を考えるワークショップが開催された。元デジタルガレージで、現フリー・リサーチャーの山崎富美(Fumi)さんがイランの抗議運動にTwitterが果たしつつある役割を、Twitterを駆使するジャーナリスト、津田大介(tsuda)さんが日本のTwitterユーザーの特色を紹介。
続いてゲストの橋本岳衆議院議員(ga9_h)を交えて、3人が「日本の政治とTwitter」についてディスカッションした。
内容はハッシュタグ、#TWPOに詳しく投稿されている。
今回はイベントの内容をリアルタイムで報告するダイナミックなTwitterジャーナリズムのスタイルが「津田る」という流行語を生んだご本人が壇上にいて、「津田られる」対象になっていた。
ただし津田さんはTwitterさえ使っていれば単なる感想を書くことまで「津田る」と表現されることには大いに不満だ。
twitterは最初の設計からして人に紐付いたライブメディアなんだから大体どんな書き込みでも何かの「実況」的要素は含んでいる。俺が「実況」という表現を使わず極力「イベントのテキスト“中継”」という表現を使うのは主観を入れずメディア(medium)としての機能性を強調したいからだ。
山崎さんの「イランの抗議運動とTwitter」では、TechCrunch日本版でも報じてきた絵で見るTwitter史やイランで高まる抗議行動を考慮して、Twitterがメンテナンス時刻を変更などの話題が取り上げられた。詳しく知りたい方はTwitterサイクル:好奇心、放棄、中毒。全世界ユーザー数が3700万人になどの記事と同時にお読みいただきたい。
現在Twitterを使う国会議員は今回のゲストの自民党の橋本岳議員、党首討論をTwitter中継した民主党の逢坂誠二議員(seiji_ohsaka)のたった2人だという。インターネット関連の公職選挙法のごく微温的な改正もなかなか進んでいないが、なるほど与野党合わせてTwitterユーザー2人という現状では前途はそう簡単ではなさそうだ。しかし日本が何もかも後ろ向きの沈滞に落ち込むのを防ぐためには政治家のネットリテラシーを上げることがどうしても必要だろう。他人頼みではなくわれわれ一人ひとりが何ができるか考えなくてはなるまい。いずれにせよ、日本を代表するTwitterジャーナリストとTwitterユーザーの政治家がアーリーアダプターの聴衆を交えて2時間半話しあえたのは画期的だったと思う。山崎さん、GlOCOMの庄司昌彦主任研究員はじめオーガナイザーの皆さんに感謝したい。
ちなみに、逢坂議員からは「今から行きたいが、函館なう。(一一) #twpo」とtweetがあった。橋本議員は懇親会にも参加された。
アップデート:ワークショップで使用された資料がSlideshareで公開されている。
Twitter概要
Twitterとイラン
Twitterの日本での活用実態







