ベンチャーに投じられる資金は減少に減少を重ねて前年比50%割れ
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by Robin Wauters on 2009年7月2日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

低下率57%。これは昨年第2四半期と比較した2009年第2四半期におけるベンチャーに投じられた資金量の減少率を示す数字だ。額で示した方がわかりやすければ、$6.48B(64億8千万ドル)から$2.8B(28億ドル)になった。グラフを見てわかるように、2007年の第2四半期($14.6B – 146億ドル)と比べてみればさらに大きな下落率となる。この数字は発表されたばかりのDow Jones VentureSourceレポートに掲載されているものだ。唯一の明るい材料は、9ヵ月に及んだ停滞期を経て、ベンチャーキャピタルの支援する企業がようやくIPOを果たしたことだ(調達総額2億3200万ドル)。

つい先ほどの記事で、National Venture Capital Association(NVCA)が第2四半期におけるIPOの数を実質5件と見なしており、調達額を$721M(7億2100万ドル)としていることを書いた(DigitalGlobe-$279M=2億7900万ドル、SolarWinds-$152M=1億5200万ドル、およびOpenTable-$60M=6000万ドル等)。またNVCAの基準では、第2四半期におけるベンチャーキャピタルの関係する企業買収件数は59件で、総額$2.6B(26億ドル)だったとのこと。但しDow Jones VentureSourceの数値によれば、67社のポートフォリオ企業でM&Aが行われ、総額は$2.8B(28億ドル)ということになっている。

いずれにせよ、ベンチャーキャピタリストにとって、ポートフォリオ企業を公開しようとするにせよ、売却しようとするにしても、状況見通しは非常に暗いものとなっているようだ。Dow Jonesのレポートによれば2008年の第2四半期には89件で$6.48B(64億8000万ドル)のM&Aが成立しているのに対し、今期は60%の減少となっている。この数字は1999年以来、最低となっている。さらに2009年第2四半期においてVCが企業に投じた額は平均で僅か$22M(2200万ドル)となっており、これは2008年同時期における平均額$41M(4100万ドル)と比較して46%の減少となっている。

Dow Jones VentureSourceのGlobal Research部門のディレクターであるJessica Canningは、2007年におけるインフレ傾向を市場が是正しつつ、再度IPOの動きが活発化しつつあるのだと結論している。

Erickも言うように、これを復調と呼ぶには時期尚早だろう。ただ、少なくとも数件のIPOが行われたことに胸をなで下ろしている人もいることだろう。もちろん2004年から2007年の時期と比べればまだまだ手放しで喜んでいるわけにもいかない。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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