Webコンテンツ内の地理情報/場所情報から地図を作るGeoMaker
by Robin Wauters on 2009年7月4日

5月の終わりごろYahooが、”位置強化(geo-enrichment)”プラットホームPlacemakerの実験バージョンをリリースした。それは、Webページ、RSSフィード、ニュース、ステータスアップデートといった、無構造で分割不可能なコンテンツの中に場所情報を見つけて、デベロッパが作るアプリケーションを位置対応型にするサービスだ。このサービスが地理的なメタデータを返すので、デベロッパはそれを使って地理的なインデクシングやマークアップができる。言い換えるとこのサービスは、コンテンツをスキャンして場所情報を見つけ、集めた情報を地図上に置くことができる。

Placemakerはジオコーダ(geocoder)ではないので、緯度経度や住所番地等は認識しないが、文書やテキストの中に地理情報を見つけてそれらのインデクスを作ることは完璧に行う。そこでサードパーティのデベロッパたちはWebのコンテンツに地理情報のマークアップを加えたり、それらを地理情報でインデクシングしたりできる。情報は、グローバルな弁別性を持つと同時にローカルな正しさがあり、しかも特定言語に依存しない(それにGeo Microformatsとの互換性もある)。しかし、データの解析はあまり簡単ではなく、デベロッパ以外の一般人の利用はまったく考えられていない。

…というところに、GeoMakerが登場した。これはYahooのデベロッパChristian Heilmannの最新プロジェクトで、そのねらいは上記の処理をもっとユーザフレンドリにすることだ〔PlacemakerのAPIを使ってYahoo Mapを生成する〕。作業はわずかに3ステップ、(1)テキストデータやWebページのURLをコピペすると、(2)ソフトがその中の場所情報を認識して、(3)地図を作る、というもの。しかもそのソフトのAPIが提供されている。

デモを、この埋め込みできないFlickrのビデオで見ることができる。

ぼくは昨日(米国時間7/2)、ソーシャルネットワークへの人びとの参加の程度は国によって差が大きいようだという記事を書いたので、これを試しにGeoMakerに食べさせてみた。ぼくは無料で地図(Yahoo Map)を作成できるデベロッパのキーを持っていないが、もし持っていたら埋め込みコードの中でYMAPPIDにそのキーを代入して地図を記事中に埋め込めただろう〔参考ページ(1), 参考ページ(2)〕。それはともかくとして、今回の試用結果をスクリーンショットで見ていただこう:

これの使い方は、二つぐらいすぐに思いつくが、でも現段階ではChristianがフィードバックを求めていることを言っておくべきだろう。彼はGeoMakerをオープンソースのプロジェクトとしてGitHubで一般公開する前に、もうすこし磨き上げたいのだ。

(謝辞: この記事の元となった情報は: Programmable Webのこの記事だ。良い記事をありがとう。)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))