[CG] Amazon、書籍への広告掲載で特許出願中
by Devin Coldewey on 2009年7月6日

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例によって反射的に腹を立てる前に、この特許に関するAmazonの意図を冷静に検討してみようではないか。もちろんAmazonはユーザーが所定の価格で購入した本に広告を掲載するはずはない。そんな可能性は頭から追い出しておこう。しかし、もし、〔おそらくは〕本の内容に関連する広告が挿入されている場合、割引価格で本が買えるとなったらどうだろう? 個人的には別にかまわないと思う。もっとも私はKindleのユーザーではないし、近々ユーザーになる予定もない。これがひとつの理由だ。しかし同時に、AmazonはKindleのユーザーを不快にするような汚い手はつかわないだろうと予測する。Kindleでダウンロードする本に広告が表示されるとしても、オプトイン方式になるのは間違いあるまい。

無料ないし割引価格でのコンテンツが大量に登場すればKindleの魅力が増す。eブックリーダーが普及しなかった理由のひとつは、コンテンツに対して料金が割高だという不満がユーザーの間にあったからだ。個人的には(そして多くの読者も同感だろうと思うが)、本の中に広告を表示するというアイディアはあまり愉快でない。しかしKindleがそうとう高価なガジェットであることを考えると、広告表示による値下げはお値打ち感を増すだろう。

特許概要には「ユーザーの求めに応じて編集され、電子的に表示される書籍およびオンデマンドで印刷される書籍に広告を表示する技術」である旨、記載されている。このオンデマンド出版が正確にどのような内容を意味している明らかでないが、おそらくは、通常の書籍に加えて、そユーザーの希望する条件によって編集されるニュースやGoogle Booksのようなコンテンツが該当するのだろう。印刷版の本に広告を表示するというのは電子版への表示よりいっそう愉快でない考えだが、前述したように、Kindle版であろうと印刷版であろうと定価で購入する本に広告が載ることはないはずだ。もしこの技術が実用化されることになっても〔ウィリアム・サッカレーの古典小説〕「虚栄の市」に広告が挿入されるようなことはない。

[SlashdotTechGeistから]

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

http://www.flickr.com/photos/namekawa/sets/72157620928605778/

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