
モバイルビデオが日本でも広まっていきそうだ。携帯キャリアのNTT docomoが、モバイルビデオ関連のソフトウェアを長らく提供してきているPacketVideoに$45.5M(4550万ドル)の出資を行った。全額現金によるこの出資によって、NTT docomoはPacketVideoの株式35%を獲得することとなった。このPacketVideoはNextWave Wireless(米国内でWimaxネットワーク用のワイヤレス帯域を獲得している持ち株会社)の子会社だ。PacketVideoは、このNextWaveが2005年に買収して、同社の主な収益源となっている。
NTT docomoによる出資はすなわち、PacketVideoの技術の重要性を示すものだ。また将来的な完全買収のための布石とも考えられる。PacketVideoの技術はVerizon Wireless、Orange(フランスの企業)、およびT-Mobileなどでも利用されている。これらの企業はNTT docomoが遥か遠くの日本企業であるとはいえ、特定の携帯キャリアとPacket Videoとの接近を困惑の目で見ていることだろう。
NTT docomoは過去にも積極投資を通じて海外進出を志したことがある。今回も安価な資産獲得による海外進出策の一環としての意味を持つものだろう。NTT docomoが今回出資した$45.5M(4550万ドル)により、PacketVideoの企業価値は$130M(1億3000万ドル)となった。
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(翻訳:Maeda, H)




