GoogleのウェブOS、Chrome OSについての記事も賛否両論、いちおう出そろったようなので、リンクをまとめておこう。
Google Japanの公式発表TechCruch Japan翻訳記事(時系列)
GoogleがMicrosoftに核爆弾を投下, その名はChrome OS (MG Siegler)
「これは、すごいぞぉ!」と第1報。概要紹介。
Google Chromeでオペレーティングシステムの定義が変わる (Michael Arrington)
「FlashやSilverlightのようなWebプラットホームがあれば、それまでのデスクトップの何倍もすばらしいコンピューティング環境だ。何もかも、インターネットにある。OSのやることは、コンピュータを立ち上げて、なるべくすぐにユーザにブラウザを提供し、邪魔しないように楽屋裏に引っ込むことだ」として、Chrome OSはそのような観点から理想的なOSになりうると位置づけ。
Chrome OSのパートナー:Acer、Adobe、ASUS、Freescale、Hewlett-Packard、Lenovo、Qualcomm、Texas Instruments (Michael Arrington)
GoogleのChrome OS戦略、続報。価格は無料。ソースコードを年内に公開。ハード・メーカーを中心としたパートナー企業の紹介。
GoogleのChrome OS爆撃がAppleに殆ど影響を与えない理由 (MG Siegler)
Appleはハイエンド、プレミアム製品に特化しているのでChrome OSとは競合しない。ただしGoogleがOS分野に進出したことで、Eric ShmidtのApple役員兼任は困難になるかもしれない。
なぜ今Chrome OS? Microsoftは週明けにOfficeのクラウド版を発表するもよう (MG Siegler)
月曜日にMSがOfficeのクラウド(ウェブ)版を発表するのでGoogleは先制パンチを打ったという観測。
[CG] Chrome OSがWindowsに勝てる? 冗談言っちゃいけない (John Biggs)
アンチ・Chrome OS派の代表的意見。「Windows 7とOS Xの大海の中でバケツ一杯程度の影響だ」と論じる。Mikeがコメント欄に「iPhoneが出たときも売れないという奴がいた。砂に頭をつっこんで目を覆っているバカものの意見」と書き込み、Johnが「iPhoneが売れないなんてオレがいつ言った?」と反論して泥試合。しかしJohnの意見に賛成するコメントも大量についた。(TechCruchネットワークとしては大いにトラフィックを稼いだ。)
アップデート:[CG]達人John GruberはChrome OSをどう見ているか(John Biggs)
Biggsがテクノロジー・ライターのJohn Gruberの記事を読んで多少軌道修正。「Chrome OSの全容はまだ見えていない。おもしろい展開になりそうだ。ただしベイパーウェアの可能性もなきにしもあらずだが・・・」
実際、現時点では、まったくの「絵に描いた餅」で、デモはおろかスクリーンショットさえ公開されていない。細かい仕様がいっさいわからないので、他のテクノロジー系ブログを見ても上記TechCrunch記事以上の内容はないようだ。Windows 7マシンの方が先に出るので、向こう1年くらいの期間についてはJohn Biggsの言うとおりWin 7が不戦勝だ。もしネットブックでWin 7が軽々と動くようだとChrome OSは出鼻をくじかれる。逆にChrome OSがローエンドのハードウェア上でWin 7より歴然と速いようだと一気に勝負は白熱化する可能性がある。
ただし、ウェブOSはGoogleにとっては対Microsoftの長期戦略のひとつの局面に過ぎないが、Microsoftにとって文字通り会社の屋台骨だ。OS戦争はMicrosoftにすれば「勝ってあたり前、負ければ即危機」という分の悪い戦いとなる。
