夏祭りの季節だ。無数にある音楽関連ウェブサイトやアプリケーションに、新しくまた嬉しい仲間が加わった。特にライブ公演ファンにはたまらない。Setlist.fmはすばらしい無料wikiサイト(本人たちは「wikiライクなサービス」と呼んでほしいようだが)で、世界中の音楽ファンの助けを借りて、世界最大のライブ曲目リストの宝庫を作ろうとしている。
Setlist.fmの特長は、その目的が〈本物の〉セットリストを集めることだという点。つまり、アーティストやバンドが実際にライブで演奏した曲目を集めるのであり、演奏予定のセットリストではないということだ。ライブ音楽業界にある程度通じている人なら、この2つが全く別物であることがわかると思う。
セットリストを投稿したり編集するために、ユーザー登録は必須ではないが、サイト運営者は登録することを薦めている。あるライブパフォーマンス、例えば先週ドイツのホッケンハイムで行われたSonisphere FestivalでのMetallicaの公演に、曲名を追加すると、バックエンドのシステムが自動的にウェブを調べて、その曲目のメロディーのストリームやYouTubeビデオで再生可能なもの、歌詞などを探してくる。サイトではアーティストやバンドの統計情報も自動生成され(Metallicaの例)、過去の公演記録やどの曲が最も多く演奏されたかなどを見ることができる。
Setlist.fmにはそこそこ使える検索エンジンが組み込まれているほか、セットリストをユーザーのLast.fmのイベントレビューに入れたり、ウェブやブログに埋め込むことができる。例えば、下に貼ったのは今月始めにスペインのバルセロナのCamp Nouで行われたU2のコンサートのセットリストだ。
ちなみに、ここTechCrunchで、小国リヒテンシュタインからはるばるやってきたプロジェクトを紹介するのは、初めてのことだと思う。
これはおすすめだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)
