生きのいい、熟れ々々のクーガ*たちのたまり場はどこだろう? 誕生日に行くと、食事代をタダにしてくれるお店は、どことどこかな? そんな情報を知りたければ、Google出身の二人の人物がひそかに立ち上げたTownMeに行ってみよう。このサイトは、レストランのリビュー、良い学校や病院などなど、ユーザが住む町のありとあらゆる情報を教えてくれる。〔*: Cougar(s), 若い男をナンパしようとしている30代以上の女性。元々の意味は米大陸の山岳地帯に住むネコ科の肉食獣。〕
協同ファウンダのElad Gil曰く、TownMeはまだ“全然まるっきりめちゃめちゃ立ち上げほやほや”であり、情報は充実していない。今揃っているのは、レストランのリビューとイベント情報(サンフランシスコのstreet fairsなど)ぐらいだ。情報の種類はとても豊富だが、リビューなどの数はまだそんなに多くない。
Yelpなど、似たようなサイトがすでにあることはGilも知っているが、重要な違いがあるという。このサイトはデータをWebのあちこちから集め、またユーザが投稿する情報も載せる。ただし個々のユーザのリビューを一覧表的に見せるのではなく、Wikiふうのグループ編集システムを使う。そして各対象(レストランなど)のページには、まず、長い概要記事がある。そしてそのWikiページの下には、Yelpのような星付きのコメントとランク付けがある。またGilによれば、取り上げる対象がYelpよりは幅広いし、リビューはYelpのよりも詳しい。たとえば”Golden Gate Bridge”をYelpで探すと、写真を撮るための最良の場所や、目印になるランドマークなどを教えてくれないだろう。

このサイトは、国勢調査や病院の格付けなど、一般公開されている情報も利用する。たとえば、町や区などの地図を“ヤッピー*人口密度”や“クーガ**人口密度”で色分けできる。もちろん、そういう情報には遊びの要素もあるが、マーケティングなどで各地の近隣社会を評価したいときにはとても便利だ。〔*: Yuppy, -ies, 若くて専門職で年収10万ドル以上の人; **: 国勢調査を利用する場合には、「独身または離婚者の30代〜50代の女性」などの指標になる。〕
Wiki方式はいまのところうまくいっているが、今後参加者が多くなると、各人バラバラな意見や感想によって、全体としてぼやけた、はっきりしない情報になってくるおそれがある。また、今後サイトの人気が上がると、レストランなどが無料宣伝の場所として利用することもありえる。でも、サイト自身がそのあたりの調整を適切に行えば、良質な情報サイトを今後も維持できるだろう。
TownMeは良いスタートを切ったと思うが、なにしろYelpは強敵だ。レストランのリビューなどでは、ほとんど定番のようなサイトになっている。このほか、Diddit、WikiTravel、それにMySpaceなども事実上の競合サイトだ。MySpaceは、MySpace Localを4月に立ち上げた。
TownMeのファウンダのうち、Elad Gilは元Googleのプロダクトマネージャで、AdSenseやGoogle Mobileを担当した。Othman Larakiも、プロダクトマネージャとしてGoogle ToolbarとGoogle Gearsを担当した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))





