何か建設的なことを言うのに140文字では足りないなどと、誰が言ったのか。Matt Stewartは、そうやって小説一編を書き上げた。
そう、Stewartは48万文字からなる本一冊まるごとを、Twitterで(ハッシュタグとリンク分を残すために)130文字ずつ出版している。整理すると、この本、『フランス革命』(本日(米国時間7/14)公開。ふさわしくもパリ祭の日)はすで書き上がっている。しかしStewartとその代理人は、未だに乗ってくる出版社を見つけることができなかったので、(控え目に言っても)従来とは異なる販路を使うことにした。
しくみはこうだ。Stewartは折を見て、本の中から文(またはその断片)をTwitterでつぶやく。そう、これは手でやっているのではなく、プログラマーに頼んで処理を自動化している。その結果、物語全編が彼のTwitterフィードにゆっくりとこぼれ出ていく。
そんなものを普通のつぶやきストリームで追いかけるこのは不可能だと思った人は正しい。だからStewartはここまでの話を全部時系列に並べたウェブサイトを作ったのである(もちろん彼のTwitterページをクリックするだけでも読むことはできる。逆方向だが)。Stewartは全編を送り出すまでには約3700回のつぶやきが必要だろうと言っている。
他にもこのやり方を使ってTwitter上で著作物を発表した人はいるし、クラウドソースで作品を書いた人さえ大勢いる。しかしStewartは、長編文学作品をTwitterで初公開したのは、自分が初めてであると信じている。公開を記念して、同書のScribd版が無料で読めるほか、AmazonのKindleでは$1.99で購入できる。
当然の疑問は、そもそも読む価値のある本なのかということ。現段階でこの疑問に答えるのはあまりにも難しい。まだ3700回のうち80回しかつぶやかれていないのだから。いずれにせよ、これは出版の目途が立たなかった一人の男にとってはうまい考えだと思う。もしかしたら、Twitterで本を出版した体験談を書いて出版契約が結べるかもしれないし。

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(翻訳:Nob Takahashi)




