
iWiseは「亡くなった人たちのためのTwitter」とでも言えるだろうかと、ファウンダー兼CEOのEdo Segalは言う。そこでは著名な人たちによるあらゆる事柄に関する英知の塊を見つけることができる。愛について、あるいは変化、幸福、真実について。そして、そんな人たちを、自分専用の「英知のツリー」、即ちフォローした人たちの残した格言からなるフィードを作ってフォローすることができる。。例えば、私の英知のツリーでは、 ベンジャミン・フランクリン、 ジョージ・オウエル、アーネスト・ヘミングウェイ、 ダライ・ラマ、ジム・モリソンといった人たちをフォローしている。
Twitter本体とも多少連携していて、Twitterアカウントでログインできるほか、気に入ってみんなに伝えたいと思った格言を「つぶやく」こともできる。特定の内容の格言を検索すると、iWiseがウェブとTwitter両方のインデックスから探して結果を表示する。検索結果はリアルタイムのストリームの形で流れてくるので、即時性を味わうことができる。1日1回、Twitterのフィードとして格言集を受け取ることも可能で、これはプライベートなダイレクトメッセージの形でのみ送られる。さらには無料(*) のiPhoneアプリ(iTunesリンク)もあり、毎日少しずつ英知を与えてくれるよう作られている。【*訳注:7/21時点では有料(115円)】

このTwitter風のユーザーエクスペリエンスは、同サービスへの入口として作られたものだが、SegalはiWiseに関してもっと大きな野望を抱いている。そのミッションステートメントは、Googleのそれを少々もじったものだ。「世界の英知を体系化して誰もが利用できるようにすること」。Segalは、Relegenceという数年前AOLに売却したリアルタイム検索エンジンのファウンダーである(先日われわれが主催したCrunchUpのリアルタイム検索パネルの一員でもあった)。現在はFuturity Venturesの経営者であり、iWiseは同社が初めて送り出すプロジェクトだ。
iWiseを支えるのは、意味論検索エンジンで、これによってどんな主題に関する格言も簡単に見つけることができる。Wikiquoteをはじめとする情報ソースを検索して、作者や主題別に分類する。検索するたびに、同じ主題に関するTwitterフィードも生成されるので、過去の英知を現代の英知(?)と比較することができる。
英知は何世代にもわたって獲得されるものであり、だからわれわれは、英知をアクセスしやすくするためにiWiseを作ったのだと、Segalは言う。それぞれの格言にはiWiseの専用ページへのリンクが付けられており、そこで関連する英知や格言を探究することができる。格言をTwitterに送ると、短縮リンクがiWiseのページに人を呼んでくる。(好きな格言が印刷されたマグカップやマウスパッドをZazzle経由で注文することもできる)。
iWiseのメンバーは、珠玉のごとき英知を自作して、それが本当にオリジナルかどうかを調べることができる。オリジナルであれば、その格言と作成日付の入った専用のiWiseページをもらえる。それを友人たちに向けてつぶやくこともできる。私はこんなのを作ってみた、“Truthfullness helps prevent toothlessness”(仮訳:誠実は骨抜きを防ぐ)。
格言とは情報が凝縮されたものであり、そこから別の奥深い探究がいくつも生まれていく。Segalは、格言の伝承、発掘を極小規模教育(micro education)の一形態と捉えており、著名な格言は彼にとって出発点にすぎない。真の狙いはウェブのあらゆる英知を系統化することだ。Segalは自身の意味論検索エンジンのAPIを公開しており、他のデベロッパーはこれを使えば自社サービスに幾何かの英知を加えることができる。


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(翻訳:Nob Takahashi)




