テクノロジー業界について記事を書くジャーナリストとして私が仕事をするうえで、VoIP/IMやお気に入りのメール(Gmail)などのコミュニケーション・ツールの他にも、これだけは絶対に欠かせないというサイトやサービスがいくつかある。
まずプライベートでも仕事でもRSSリーダーはかかせない。以前にも書いたが、私はStreamyにぞっこんほれ込んでいる。その理由は、毎日押し寄せてくる洪水のような情報をこのサービスが巧みにフィルターしてくれるからだ。それも購読しているブログやニュースサイトだけでなく、TwitterやFacebook、FriendFeedでの人々の発言をモニタすることもできる。
それにもちろんこの業界の老舗、Techmemeだ。このサイトは巧妙なアルゴリズムでコミュニティー内でもっとも注目されている話題を自動的に抽出、表示する。これ以外にも常に詳しく知っておきたい話題をモニタするためのツールはいろいろある。Techfugaも良いツールだったが、残念ながら最近運営を停止してしまった。
私は最近、Tech Investor Newsをこうした無料の情報収集ツールの定番に新しく加えた。いささか平凡なサイト名だが、まさにその意味するとおりの機能をはたしている―つまりテクノロジー企業への投資動向のニュースを伝えてくれる。投資家だけでなく、研究者やジャーナリストにとっても非常に有用な情報源だ。
TINはTechmemeなどの既存のニュース・アグレゲータのライバルというより、むしろそれらを補完するものだ。いずれにせよ、このサイトのおかげで、ある企業について記事を書く際にGoogle NewsやBlogsearchで最新情報を検索する手間が省ける。
このサイトで気に入っているのは、ページ上部のバーにその時点でもっとも話題になっている20社が表示され、ワンクリックにその企業の情報ページにジャンプできる点だ。ページのトップにその企業の最新の株価が大きく表示されているのも便利だ。(下にTINのGoogleについてのページのスクリーンショットを掲載した)。検索機能も整備されており、ニュースのアップデートのスピードも速い。(人力編集でほぼ5分ごとにアップデートされる)。しかしなんといってもいちばん便利なのは、表示されるニュースの範囲を詳しく指定できることが。その結果、必要なニュースを非常に短時間で発見することができる。(たとえば、たとえばAppleについての情報を「スティーブ・ジョブズに関するウワサ」に限定することができる)。
TINは自身が投資家であると同時に自称「メディア・マニア」でもあるFrank Cioffiが自己資金で立ち上げたサービスだ。Cioffiは数十年にわたってラジオ、テレビで働いた後、インターネット関連のコンサルタント、投資家に転じた。CioffiはTech Investor Newsのアイディアを自分がそのようなサイトを必要としているところから思いついた。自分が欲しいものを作るというのは良いアイディアだ。必ず―たとえば私のように―同じものを必要としているユーザーが存在する。
ブックマークすることをお勧めする。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)




