TechCrunchでも採用した緑色をしたretweet用ボタンはウェブ中に広がり、これによりTweetMemeのアクセス数も大いに伸びた。あまりにメジャーになり、既にデファクトの地位を獲得したようにすら思えるかもしれない。ただ、この人気にチャレンジしてくるサービスも出てくるようだ。そのひとつはRetweet.comという、完璧過ぎる名前を持つことになりそうだ。
現在のところ、Retweet.comには「間もなくサービス開始」と記したトップページがあるのみだ。サービス内容がどのようなものになるのか、詳細は誰にもわからない。しかしTweetMemeに対抗するサービスであることを示すいくつかの証拠は挙がっている。中でも有力なヒントは99designsで行われているデザインコンテストだ。Retweet.comのデザインに1,000ドルを超える賞金が用意されており、モックアップのほとんどはTweetMemeに似たものとなっている(公平を期すならば、元を辿ればDigg風ということもできる)。
さらなるヒントもある。Retweet.comを運営するMesiab Labs(Twitterコミュニティでのウケはよくないようだ。Hummingbirdというサービスを運営したりもしたが、これはスパムだという非難もあった)は、既にいくつかRetweet.comの関連サイトの運営を開始している。たとえばURLを短縮するRT.nuも同社が運営している。これはRetweet.comからretweetメッセージを送信する際に使われるものだろう。またCheckretweetというのもある。これはいろいろな人のTwitterメッセージからretweet発言を抜き出すものだ。Mesiab Labsのブログ記事では、これらのサービスを新しいサービスにおいて統合的に再構築する予定だと書いている。このブログ記事では、「これらのサービスを統合し、最新ニュースの発見/再配信が現行の他メディアより素早く行えるようになる」と記されている。
情報をまとめると、Retweet.comではTweetMemeの仕組みを模するだけではなく、Bit.lyのように、DiggやGoogle News、Techmeme等のニュースサービスを統合するものを目指しているようだ。すべての面でキーとなるのはTwitterで発言されたりretweetされたメッセージに含まれるリンク情報だ。retweetはウェブの世界における一般用語となりつつあり、Retweet.comというのは、この手のサービスを提供して注目を集めるのに最適なドメイン名ともなっている。
尚、ロゴの右上に表示されているTMサインもなかなか興味深い。ロゴを商標化しているわけだが、retweetの語を商標化するのはなかなか難しいだろうと想像させる。ただ、いずれにしてもTweetMemeその他、retweetの緑色ボタンを展開しているサービスにとって、潜在的なライバルとなるのは間違いないだろう。
これ以上の内容に踏み込むのは、現在の所ではやめておこう。Retweet.comはこれからサービスを開始しようとしているサイトに過ぎない。ただ、注目には値する。

[thanks Orli]
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(翻訳:Maeda, H)




