ウェブ版Guitar HeroのJamLegend、好きな曲をアップロードして演奏する機能を追加
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by Jason Kincaid on 2009年7月31日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Guitar Heroの巻き起こしたロックバンド現象は衰えていない。続編の登場も途切れることがない(ビートルズの楽曲のみを対象にした版などもある)。ゲーム開発社の金庫にも収入をもたらし続けている。但し誕生以来指摘されている問題点はそのままで、プレイヤーたちは不満を感じ続けている。すなわち演奏できる曲は音楽会社側が認めてライセンスし、演奏用の譜面も用意してもらったものである必要があるのだ。しかしその問題点に対する解決策が先日(米国時間7/29)誕生した。プラスチック製のギターの代わりにキーボードを用いて演奏するJamLegendというGuitar Hero風のウェブサイトで、自分の所有する音楽コレクションの曲を、好きなときに演奏できる機能を実現したのだ。

JamLegendをまだ知らない人のために書いておこう。JamLegendにはGuitar Heroと共通する部分が多い。楽曲の読み込みが完了すると、画面上を色つきのドットが流れてくる。このドットがキーボード上の特定のキーに対応するので、キーを押して「演奏」する。但し、Guitar Heroをゲーム機で演奏するようには盛り上がれないかもしれない。派手なグラフィックやかっこいいプラスチックギターがないのも一因だろう。ただGuitar Heroが大好きで、オフィスでもプレイしたいなどと考えている人にとっては、このJamLegendも大いに楽しめるものとなっている。

今回の楽曲アップロード機能を実現するまで、JamLegendもGuitar Heroなどと同様の問題を考えていた。予め曲が用意されていなければ、その曲を演奏することは絶対にできなかったのだ。しかしこれからは好きな曲をアップロードして、ビート検知等の自動処理を行ってデジタル信号に変換し、数分でその曲を演奏して遊ぶことができるようになる。独自にゲーム演奏用の曲を作成してアップロードすることもできるが、そんなことをする人はいないかもしれない。

数曲アップロードして試してみたところでは、ゲーム用の変換はまずまずうまく行われているようだ。もちろん完璧というわけではない。プロの楽曲を演奏する場合、たいていはドラムビートやボーカルではなく、ギターに合わせて演奏することが多いと思う。しかし自動処理プログラムは、楽曲内でもっとも大きな音で鳴っている音を拾う傾向があるようだ。つまりは楽器を弾いているつもりでいて、ボーカルに併せてリズムを取らざるを得ない場合もあるということだ。これはこれでさほど悪いことでもないのだが、慣れ親しんだスタイルとはちょっと異なる演奏を強いられる。

尚、自由に所有曲をアップロードする機能は他に類のないもので、JamLegendはこれを軸に有料サービスを展開したい考えだ。ゲーム利用者はサイトに5曲までアップロードすることができ、1週間に1度、1曲だけ入れ替えられるようになっている(新たな曲をアップロードしようと思っても、しばらく待たなければいけないことがあるということだ)。サイトに5曲以上登録しておきたいならばエントリーレベルのプレミアムパッケージを月間5ドルで提供しており、これを使えば100曲を登録しておくことができる。また月間20ドルなら500曲を登録しておくことができる。

全体的に見て、今回の機能追加はすばらしいものだと言えるだろう。ただレコード業界はこれを問題視するかもしれない。楽曲を追加するにはその楽曲を保有していなければならない(持っていない曲は簡単に購入することもできる。これもまた収益源に予定している)。しかしそのような場合でも、音楽レーベル側がサービスを認めないような例はこれまでにもあったのだ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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