Panels Network:ブログのリンクポップアップで、スクリーンショットに留まらない有益情報を提供
by MG Siegler on 2009年7月31日

picture-416ブログ記事中のキーワードの上にマウスをもっていくと広告やスクリーンショットがポップアップする仕組みがある。この仕組みは便利というよりも、うるさいだけという場合も多い。しかし本当に有益な情報をポップアップしてくれるなら便利だと言えるのではないだろうか。Panels Networkは便利なポップアップを実現しようと、サービスの提供を開始した。

Panels Networkの提供するポップアップは、記事中のリンクのみを対象とするものではない。広告についての詳細情報も提供する。たとえばTechCrunch内の125×125の広告の上にマウスを持っていくと(デモ版のページはこちら)、広告主の情報が表示されるようになる。Wikipediaに掲載されている企業情報からのような感じだ。

表示される企業情報はごく一般的なものだけではない。たとえば企業ウェブサイトのスクリーンショットや、地図、最新のニュース、求人情報、経営状況やレビュー、オンライン販売を行っている場合には購入ページへのリンクなどもセクションを分けて表示される。また表示される情報のどのセクションを閲覧したかを記憶しており、他の広告でポップアップさせた場合も同じセクションが表示される。

Panelsのこの仕組みは、より多くの企業情報を提供して有益な広告を実現しようとするものだ。Panels NetworkのCEOであるCraig Barnesによると、Panelsの採用で50%から500%のクリックスルー率向上がみられるとのことだ。

ところでPanels自体はどこから収入をあげるつもりだろうか。まず最初の収益源として考えているのは広告だ。Panelsのポップアップの20%にはコンテクスト広告が掲載されている。ただ収入源として想定するのはこれだけではない。企業と提携して専用のPanelsを作成して、表示する情報をカスタマイズするサービスなども考慮中だ。

本サービスは本日(米国時間7/30)ベータとして公開され、少なくとも当初は無料で提供される予定だ。但し初期参加者数については制限を設け、利用者登録を数百人程度に絞るとのことだ。Panelsのサイトへのインストールは、数行のコードを加えるだけで行える。
Panels Networkは、現在の機能をそっくり移植したiPhone版も提供したい考えだ。情報をパネル形式で入手することに親しんでいる利用者を獲得していきたいと考えている。

Panels Networksはオレゴン州ポートランドにあり、Barnesおよびエンジェル投資家より合計$2.5M(250万ドル)の出資を受けている。

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(翻訳:Maeda, H)