Facebook、リアルタイム検索のスイッチを入れる―Twitterの弱みを攻撃
by Jason Kincaid on 2009年8月11日


FacebookがFriendFeedを買収するという発表から数時間で、今度はFacebookの改良された新しい検索機能が一般公開されることが明らかになった。この新しい検索機能は6月から非公開でテスト中だったもので、ユーザーは共有されたコンテンツ、友達のステータス情報、フォローしているページなどが検索対象となる。そしておそらくこれが一番重要な点だが、友達以外のメンバーからのものでも「誰にでも(everyone)」公開されているアップデートが検索できるようになった。つまり、Facebookは明らかにTwitterの弱みに攻撃をかける構えだ。

Facebookで一度でも何かを検索しようとしたユーザーには、新しい検索機能が大きな改良であることがよくわかるだろう。古いシステムでは、検索結果を見るためにはごちゃごちゃしたカテゴリーに分け入って一つずつ見ていく必要があった。ステータスのアップデートや共有されたアイテムを検索する方法はなかった。今度はページ左側のタブをクリックするだけで「友達リスト」から「ニュース・フィード」に移るのと同様、いろいろなカテゴリーに簡単にジャンプすることができる。またFacebook内からウェブ検索ができるようになった。検索結果は独自のページではなくフィルターとして表示される。また検索エンジン自体もLive.comからMicrosoftの新生検索エンジン、Bingに変更された。

検索は長年FacebookがTwitterに遅れをとっていただ分野だけに今回の改良は重要だ。Twitter検索は突発的な重大ニュースから映画のレビューまで、さまざまな分野で今現在どんなトピックが人気があるのかを調べるためにきわめて効果的なツールとなっている。Facebookも徐々にTwitterの後を追う方向に舵を切っていた。たとえば、従来ステータス情報は友達した閲覧することができなかったのに、一般に公開するeveryone‘オプションを新設するなどしてきた。しかし現在まで検索手段がなかったため、一般公開されたアップデートはあまり有用性があるとはいなかった。

これからはFacebook検索で”Posts By Everyone” をクリックすればよい。すると後はTwitter検索とほぼ同様に検索ができる。検索条件にマッチしたFacebookユーザーのステータス・アップデートが表示される。しかも画面トップにはリアルタイムの検索結果が表示され、条件に合うアップデートが投稿されるたびに更新される。

今のところ、Facebookは検索関係の新機能をあまり大きく宣伝するつもりはないようだ。‘Posts By Everyone’も検索フィルターの一番下に表示されているだけだ。Everyone機能を利用してアップデートを一般公開しているFacebookユーザーの数はまだ少ないのかもしれない。しかし、Facebookは新しいプライバシー設定機能を近く導入する予定で、これには情報の一部を一般公開するオプションが含まれるので、一般公開情報の量は急増することなるかもしれない。

250M(2億5千万)以上というFacebookの活動中のユーザー数はTwitterのユーザーベースに比べて桁違いに大きい。Facebookユーザーのほんの一部が新機能を使い始めただけでもFacebookをリアルタイム検索市場の有力メンバーとするのに十分だろう。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01