a tiny thread―DeliciousのファウンダーがTwitterを使ったスレッド式掲示板を開発
by MG Siegler on 2009年8月12日

picture-121Joshua SchachterDeliciousのファウンダーとして有名だ。しかし2005にDeliciousをYahooに売却して同社に加わったが、2008年にYahooを去ってGoogleに加わった。以後、SchacterはDeliciousの方向性について忌憚なく語ってきた(つまり強い懸念を示してきた)。Schacterの新しいサービスの開発への意欲はまったく衰えていなかった。それを証明したのが、今夜、静かにローンチされた新しいサービス、a tiny threadだ。

アイディアはごくシンプルだ。Twitterのシステムを利用し、メッセージをスレッド化して一種の掲示板を作る、というものだ。a tiny threadのサイトを訪問し、Twitter経由でOAuth認証を受けると、このサイトで新しいスレッドを作ったり、既存のスレッドにコメントをつけ加えたりできる。コメントはTwitterに投稿される。この際、a tiny threadの当該スレッドを表示するリンクが付加される。.

サイトのデザインは今のところきわめてスパルタ的だ。(もっともスタート当初のDeliciousもそうだった)。しか会話のやり取りを追うのは簡単だ。このスレッドがよいサンプルになるだろう。現在、スレッドはネストせず、1レベルのみなので、FriendFeedのコメント欄によく似た印象を与える。言うまでもなく、FriendFeedは今日(米国時間8/11)、Facebookによって買収されたばかりで、その将来は不透明だ。

他にもTwitterメッセージをスレッド化しようとする試みはあるが、あまり成功していない。これはTR(Retweet)機能で会話が分断されたり、会話の流れに無関係なノイズが多数紛れ込んだりするなどの問題があるからだ。atiny threadの場合、スレッドを作るのも会話に加わるのもサイトを訪問しなければならないのでこの問題は起きない。しかし、Twitter本体に送り返されるメッセージは、たとえば、「私はスレッドに参加しました。このサービスはもう動いてますか?」というスレッド作成の最初のメッセージにatiny threadの当該スレッドへのリンクが付くだけだ。これはあまりにも素っ気ない。スレッド内での発言もすべてTwitter上に表示されるようにすれば、他のユーザーも興味をひかれてリンクをクリックして会話に参加するようになるのではないか?

Schachterがこの1時間ほど投稿しているメッセージによると、どうやらこれは、Google社員としての「20%の自由研究」を使ったものではなく、まったくSchacterの独自のプロジェクトのようだ。おそろしくシンプルだが、非常に面白い。特にFriendFeedが買収された後のエコシステムで興味深い存在になる可能性がある。

日本語版アップデート:テストスレッドには日本語も表示されている。画面右上のリンクからTwitter経由でログイン。ただし、訳者がテストしたときは「リモートホストはダウン中」の表示が出て接続できなかった。

日本語版アップデート2:「アンカテ」ブログの@essa氏が日本語のテストスレッドTesting a tiny thread in Japanese を開設している。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01