
アメリカに住んでると(しかもサンフランシスコなんかでは)、まだ世界中のほとんどの人がiPhoneやBlackBerry、Android電話機などを持っていないことを忘れがちだ。買えない国も多いし、もし買えたとしてもべらぼうに高くて手が届かない。そういう国の人びとは、TwitterやFacebookのようなサービスにケータイからアクセスできなくていいのだろうか? Microsoftは、「ノー」と言っている。
今日(米国時間8/24)同社は、OneAppというものを立ち上げた。プロセッサが非力でメモリが少なくても、Javaが動くケータイなら使えるアプリケーションで、今先進国で主流の、超ヘビーなWebアプリケーションの基本的な部分だけを提示してくれる。また、そういう大型Webアプリケーションを動かすために必要な処理の一部を、Microsoftのサーバがクラウドとして代行する。
OneAppは、南アフリカのBlue Label TelecomsとMicrosoftが提携して進めている消費者向けモバイルサービスmibliの一部だ。ダウンロードは無料だがそのときのデータ料はかかる。今のところ、OneAppが最適化できる大型WebアプリはTwitter、Facebookなど12ほどだ。ほかに、Windows Live Messenger、RSSリーダー、ゲームなども含まれる。

今後は、OneAppの世界各国への展開と、OneApp対応Webアプリの拡大が構想されている。Microsoftによると、デベロッパはJavaScriptとXMLによる比較的簡単な作業でアプリをOneApp対応にできるそうだ。年内にSDKが提供される。
途上国向けのモバイルWebに取り組んでいるのは、Microsoftだけではない。最近(かなり偶然に)発表されたFacebook Liteも、インドやロシアなどでFacebookが使えることを目指している。
このように途上国向けに特別のサービスを提供していくことは、単純に人道的に正しいだけでなく、潜在的に巨大な市場であるという思惑もからんでいる。とりわけOneAppは、MicrosoftのUnlimited Potential(限りなき可能性)イニシアチブの一環だ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
