
AdMobが最新のモバイル統計レポートを発表し、今回は通常のネットワーク関連データを、1000人以上のiPhone/iPod Touch、Android機ユーザーの調査結果と組み合わせて報告している。ご参考までに書いておくと、AdMobは世界で7000のモバイルウェブサイト、3000種のアプリケーションをサポートしている広告ネットワークだ。
以下は、7月のレポートの抜粋に私のコメントを付けたもの。
◆アプリを知るきっかけは、殆どの場合がApp StoreやAndroid Marketのランキングを小まめにチェックした結果。>> これは驚くにはあたらない。そこが中央集権的プラットホームなのだから。
◆アプリストアをブラウズする際、ユーザーの90%以上が、パソコンではなく、モバイル機器を使っている。 >> これもわかる。結局はそこで使うものなのだから。それにしてもこのパーセンテージは高い。
◆AndroidとiPhoneユーザーは月に9~10本の新アプリをダウンロードしている。iPod Touchユーザーは平均18本。さらにiPod Touchを所有する回答者の22%が、月間20本以上の無料アプリをダウンロードしている。>> 両プラットホームでダウンロード傾向が似ていることは予想できたが、なぜiPod Touchユーザーの方が、携帯電話ユーザーの2倍もダウンロードすることになったのかは、見当がつかない。
(アップデート: コメント欄によると、iPod Touch所有者の年齢層が低く、ゲームをたくさんインストールしているために、平均値を押し上げているのではないか、とのこと)
◆AndroidとiPhoneユーザーの半数以上が、1日30分以上アプリを使っている。
◆有料アプリを月間1本以上ダウンロードしているユーザーの割合が、Androidでは19%なのに対して、iPhoneユーザーは50%、iPod Touchユーザーは40%だった。>> これは、このレポートで最も注目すべきデータだが、さらに、このデータとアプリの価格や売上との相関がわかれば有益だろう。


◆有料アプリをよく買っているユーザーは、毎月平均5本のアプリに、$9を費している。
◆この月間平均支払い金額を、ダウンロードされた有料アプリの平均で割ると、平均購入価格は$1.80程度になる。>> これは思ったより高い。
上記のアプリ支出額の調査結果から推定した数字と、各デバイスやプラットホームの推定ユーザー数とを組み合わせると、調査対象集団が比較的小さいことによるリスクはあるものの、App Storeの現在の有料アプリ市場は月間約$200M(2億ドル)、年間$2.4B(24億ドル)となり、一方Android市場は月間$5M(500万ドル)、年間$60(6000万ドル)となる。
どちらの数字も私にとって水増しされている感があり、特にAppleのApp Storeの有料アプリ市場の推定金額は大きすぎるので、これを結論とするためには、さらに深い考察が必要であることは間違いない。
レポート全文はここ (PDF)からダウンロードできる。

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(翻訳:Nob Takahashi)
