この数ヵ月間、「エンターテイメントショッピング」に的を絞った問題の多い新種のウェブサイトが出現し始めている。これは、大幅なディスカウント価格で商品を売るオンラインショップだが、そのショッピングのプロセスにはあるリスクが伴う。これをギャンブルか詐欺だと呼ぶ人もいるが、オークションだと考える人たちもいる。いずれにせよ、現在益々流行中のエンターテイメントショッピングをiPhoneに持ち込もうとしているのが、SevenSnapというスタートアップだ。
アプリはまだApp Storeに掲載されていないが、同社からデモ用のビデオ(下に貼ってある)が出ている。しくみはこうだ。60分毎に、SevenSnapが新しい商品を陳列する(ビデオの例ではMacbook Pro)。買ってみたい人は、1分につき1ドルの「タイムクレジット」を買わなくてはならない。それが済むと、売り場ルームに入ることができ、そこでは商品の価格が1秒毎に下がっていく(その部屋にいる人数によって変わるが、1分間に最大$100下がることもある)。ここからがチキンゲームだ。待てば待つほど、価格は下がるが、誰かが引き金を引いて買ってしまえば、それ以外の人の価格は元に戻ってしまう。忘れてはいけないのが、この部屋に入るために1分につき1ドル払っていること、つまりリセットされるたびに、何ドルかずつ損をしていくのだ。
SevenSnap Sneak-Preview (EN) from Tobias Hieb on Vimeo.
SevenSnapは、捨てるほど金のある人には面白いかもしれないが、この手の買い物サイトがなぜ問題になるのかは容易に想像できる。もしSevenSnapが、実際には商品を売らずに好き勝手に価格をリセットしたら、実質的に何もせずにお金を集められる。このスタートアップは全く誠実なのかもしれないが、会社の評判が高まるか、何か規制ができない限り、〈買い主のリスク〉をお忘れなく。
この分野の他のスタートアップも、詐欺行為について似たような問題に直面し、もっとユーザーフレンドリーにするべく、手順を踏んでいるところだ。その一つが、iBidCondoで、似たようなモデルを住宅の競売に使っている。本誌が7月にこのサイトを見た時、私(および読者の何人か)が、いくつか問題の可能性を指摘した。その問題を踏まえ、同社では予定されていたオークションを延期して、システムにもっと透明性を与えるべく修正中だ。
この業界で最もよく知られているのがSwoopoで、「価格下落」モデルを使っているが、同時に売りに出る商品の種類はずっと多い。同サイトでは最近新しく、ある程度リスクを軽減するための機能を導入した。オークションに負けた場合でも、入札に使ったお金を、その商品を通常価格で購入する金額に宛てられるというものだ。驚くほど安い宣伝価格だけを見て買うつもりになっていた人にはお気の毒だが、オークションに負けると手ぶらで帰るしかなかった旧システムよりはいいことに間違いない。
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(翻訳:Nob Takahashi)





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