GoogleのCEO、Eric Schmidtインタビュー―検索、書籍、ニュース、携帯、競争…あらゆることを議論した
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by Michael Arrington on 2009年9月3日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

1週間ほど前、私はGoogleのCEO、Eric Schmidtと1時間にわたって話会うチャンスがあった。何も約束事はなく、自由に議論をすることができた。いずれすべて公開するつもりだ。一部はビデオにも撮ってある。

なにしろありとあらゆることについて話し合ったので、内容をいくつかのテーマに分けて整理してみた。われわれはSchmidtの考えについて、検索の未来、書籍、ニュース、携帯など、順を追って公開していく予定だ。またSchmidtは、MicrosoftとYahooの検索提携、Twitter(これについては私が話を振る前に語り始めた)、Facebookについても率直に意見を述べてくれた。

Googleとは何か?

私はシンプルな質問から始めた。Googleとは一体何なのか?

たいていの人々はGoogleを一日中いつもお世話になる検索エンジンだと考えている。あるいはまた広告会社だとも考えている。しかし、Googleは明らかにそれ以上の存在になっている。

Googleは自社の使命を 世界中の情報を組織化し、普遍的にアクセス可能にし、役立つものとすることだと宣言している。5万人足らずの会社の目的としては野心的に過ぎるだろうし、意味のある目標としてはあまりに漠然としすぎていないだろうか?

これに対してSchmidtはGoogleを次のように説明した。

Googleにはいろいろな側面があって、それらが重なりあっていると考えるとよいと思う。まず第一にGoogleというのはコンシューマのためのプラットフォームだ。コンシューマ向けの活動としてまず基本的なのは検索だ。しかし検索以外にもさまざまな活動分野がある。もちろん、Googleは広告会社でもある。…ただし従来の広告代理店よりずっと幅広い活動をしている。ご承知のように、われわれの検索と広告は連動している。第3に、われわれは、数多くのパートナーとインフラによって作られるネットワークだ。われわれの手を経て何十億ドルの金が流れていくのか正確には分からないが、膨大な数のポータルやブログサイトや、そういったパートナーがAdSenseなどのプログラムを利用していて、Googleはパートナーに文字通り何十億ドルの収入をもたらしている。この金がやがてソフトウェアやウェブ・アプリケーションやコンテンツや、そういったものに回っていくことをわれわれは期待している。こうした収入の循環をわれわれは重視している。

Schmidtは「Googleには独自のやり方がある」と語った。彼はこの後も繰り返し「Googleのやり方」と繰り返した。この「やり方」にはソフトドリンクやスナックが無料だったり、ラバランプがそこら中に飾られていたりするような小さな独自のカルチャーから始まって、Googleは「大きな問題だけをテーマに選ぶ」といった戦略にまで及んだ。

Googleというのは、それ自体として一つの文化現象だね。ラバランプや無料ソフトドリンクやそういった小さなことから始まって、Googleの会社運営方法には一つのカルチャーがある。われわれはさまざまなサービスを運営しているが、Googleは常に大勢の人々に影響を与えるような巨大な問題を解決しようとしてきた。だからわれわれはGoogleを単なる検索企業と考えたこともないし広告代理店と考えたことももない。われわれは多くの人々に影響、良い影響を与えることができるような課題を見つけるまで待つ。ほんの一握りの人々にしか関係がないような問題はGoogleは扱わない。

5年前(つまりGoogleが株式を上場した頃だ)、Schmidtは共同ファウンダーのLarry PageSergey BrinとGoogleの基本戦略について話し合ったという。

それで、5年前、われわれ、Larry、Sergeyと私は戦略会議をやったんだ。私は、OK、それじゃ戦略を書きだそうじゃないかと言った。実は当時のわれわれには戦略なんてものはなかった。するとSergeyが立ち上がって、要するにこんなことを言った。「われわれの仕事は世界に影響を与えるようなデカイことだ―ドカン、ドカン、ドカンていうような」。で、それがわわれわれの戦略になったわけだ。それからラリーと私で細かいアイディアを書き出していった。そんな具合だった。だからわれわれは単なる検索企業でもないし広告企業でもない。単なるインターネット企業でさえない―われわれにとってインターネットがキーになる分野の一つであることはもちろんだが。

この後も興味ある話が続いた。今日、明日、この記事の続編をアップする。新しい記事が掲載されたらリこの記事中のンクもアップデートしておくつもりだ。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01

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