
Offender Locatorは、ユーザが今いる地域の性犯罪者を教えてくれるiPhoneアプリケーションだ。ThinAir Wirelessが発売したこのアプリケーションは、たちまち評判になり、有料アプリケーションのトップテンに躍り出た。そしてその後、App Storeから消えた。Appleが抱えた問題はおそらく、本誌の記事とコメントでも指摘されていたが、性犯罪者に関するデータを売ることの合法性だ。
具体的にひっかかったのは、このデータをカリフォルニア州で売ることだ。ThinAir はアプリケーションの有料バージョンからカリフォルニアのデータを削除した(無料バージョンには今でもある)。Appleは再びそれをApp Storeに戻したが、その経緯に納得しなかったThinAirはプライバシー問題に詳しい弁護士に相談した。弁護士はこう言った: “私の知るかぎり、カリフォルニア州がデータベースに収めて公開した犯罪情報を一般向けに利益目的で販売してはならないと定めている同州の州法はない。”
ThinAir Wirelessは弁護士が書いた11ページの意見書をAppleに提出した。その中には本誌記事のコメントも多く含まれている。この、けっこう笑えるやつも。意見書の全文をこの記事の下に埋め込んだ。
なお、これはあくまでも意見書であり、訴状ではない。しかしThinAirがこれを提出してから1週間以上経つが、Appleからの回答はない。Offender Locatorは今もApp Storeで[iTunesのリンク]、カリフォルニアのデータなしで売られている。もちろん、ThinAirの意見書はデータを復帰すべきと言っている。データがなければ、このアプリケーションは半端物だ。
ThinAirは本誌の記事とコメントが取り下げの原因になったと思っているようだが、同じ視点はほかにもいくつか見られるし、Appleも自社の法務に検討させた結果としてのアプリケーションの取り下げだっただろう。
しかし本誌は、この件を今後も見守りたい…とくに、iPhoneアプリケーションとこのブログのコメントが何らかの法的問題の先例を本当に作ったのかどうか、それを知りたい。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))




