Skypeくん, きみは間違ってるよ: もっと本格的なAPIの提供をすべき
by Michael Arrington on 2009年9月12日

Skypeが、デベロッパ向けのサービスExtrasを終了すると今朝(米国時間9/11)発表した。その理由は、 “利用者があまりにも少なすぎるから”だそうだ。今後の新しいプロジェクトは認められないし、既存のプロジェクトもいずれ期限切れになる。でもしかし、Skypeのこのやり方は間違っている。

Om Malikが正当な不平を述べている。その中で彼は、Skypeはデベロッパを理解していない、デベロッパを理解したことは一度もない、だからデベロッパから信頼されていないと言っている。ぼくも彼の意見に(公式に!)同意する。Skypeはこれまでもずっと、デベロッパコミュニティの一員としてのチームプレーをおろそかにしてきた。

たしかに彼らの言うとおり、Extrasは開店休業状態だ。でもそれは、Extrasではデベロッパが深い統合化を実装する能力を得られないからだ。前宣伝は派手だったが、サードパーティのデベロッパたちはSkypeの機能のほんの表面をなでることしかできない。利用者がほとんどいないのも、当然だ。

デベロッパがSkypeを自分のアプリに組み込むために必要なのは、呼び出しファンクションをサービスとして扱えることだ。そしてそのサービスを、アプリケーションの中へ直接構築できること。今日では、ほとんど例外なく、Skypeを呼び出すためにはSkypeのクライアントを開かなければならない。

Skypeが珍しく直接的なサービスを提供した例の一つがiSkootだ。これはSkypeの主要部分をサーバの上で動かして、モバイルのユーザにSkypeの機能を提供するものだ。でもそれは個別の契約であり、APIでもなくデベロッパのためのサービスでもない。

デベロッパにとって必要なのは、Skypeの中核的な機能を直接アプリケーション中に構築できることだ。Outlookのように。あるいはFacebookのように。そして有料のSkype呼び出し利用〔電話をかけるほうの利用, 起呼〕からは、その料金の歩合をデベロッパに与えること。それはSkypeの最大の、そして今急速に成長している収益源のはずだ。

Skypeが今後その方向へ向かうかどうか、それは分からないが、今度の買い手は、Skype-as-a-service(サービスとしてのSkype)に真剣に取り組む、という意味のことを言っていた。最近ぼくが話をしたSkypeの社員たちも、同じことを言っていた。いずれデベロッパたちは、単にSkypeのクライアントを立ち上げるのではなく、深い統合化ができるようになると期待していいだろう。

みんなが、その日を待っている。そしてその日は、Skypeが勝利する日でもある。サードパーティアプリケーションの増加によってSkypeの起呼は激増し、巨額な収益が入ってくる。でも、Skypeが今やってることは、方向が間違っている。今のわびしいAPIやツールを殺すのではなく、逆に、みんなをあっと言わせるほど、大きく拡大すべきなのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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