Palm、Preの販売実績を取り繕う
by Jason Kincaid on 2009年9月18日

今日(米国時間9/17)Palmは、2010会計年度第1四半期の収支報告電話会見を行い、同社スマートフォン製品群の実績の概要を語った。同社の看板であるPalm Preの実態を知りたがっている投資家たちにとって、長く待ちこがれた日であった。そして結果は出た、と言えるだろうか。全スマートフォン製品ラインを通じて、今期Palmは82万3000台を出荷し、提携キャリアーの「実売数」は81万台、その「大半」がPalm Preだった(その他は旧Treo)。要するに、Palmは未だに語っていない。

これまでPalmは、Preの販売状況について沈黙を守ってきた。この夏鳴り物入りで発売された看板携帯電話は、iPhone 3GSの登場によって急速に影が薄くなった。それは今も変わっていないが、Palmの発表内容からある程度の情報を拾い集めることができる。「大半」ということばにはあまり意味がないが、実売数の60%以上がPreだと仮定すれば、48万6000台以上に相当する。これは、一部の予想を超えるものであり( Bloombergの報告によると、あるアナリストは40万台と予測し、MarketWatchのレポートでは、50万台程度で一致していた)、Palmのスマートフォンの総販売台数は、アナリストの予想を上回ったことになる。

とはいえ、Palmの主要出資者であるRoger McNameeが今年3月に、PreはiPhoneを撃破する、PalmはPreの発売を待つだけだったと言っていた予言を振り返るのはつらい。あの時の美しいことばをもう一度見てみよう。

すばらしいお知らせです。2009年6月29日は、iPhoneの初出荷から2周年の記念日。その1ヵ月後には、誰もiPhoneを使っていないでしょう。Roger McNamee

誰もがこの発言はまるででたらめだと、McNameeが口に出した瞬間からわかっていたとはいえ、Preがヒット商品の地位を得られなかったことは、どう基準を緩くしても変わらないだろう。Palmが自社の販売実績を、AppleがiPhone 3GSを、発売開始〈5日間〉以内に100万台、四半期で520万台売った時のようには、宣伝しないのには理由があるのだ。

今日の会見でPalmが強調していたのは、同社の成功は一台のデバイスだけによるものではなく、PalmのwebOSプラットホームによるものだという点だ。このOSは今後の全Palm機のオペレーティングシステムになる。また同社は会見中、Palmと契約するキャリアーが増えてきていることも明かした。さらに今秋には第2弾で大ヒットを狙っている。小さな(かつ安い)Pixiが11月に発売されるのだ。その後には第3弾、さらには第4弾。きっとそのうち立て直せる日が来るのだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://www.btron.com/?p=39 PDA Jump » Preは売れていないのか?

    [...] TechCrunchJapanとか、EvrythingPreより。 [...]

  • http://opensourcechina.blog92.fc2.com/blog-entry-282.html Open Source News in China

    Symbianの地位がぐらつく ノキアがPalm買収に意欲を見せていると言う噂…

    今回のもとネタはこちら。
    『Symbian地位动摇 传诺基亚欲收购Palm』

    【翻訳文】
    最近、再度ノキアがPalm社の買収に意欲を覅…

  • http://blog.151a.jp/ime/archives/2605 iPhoneを打ち負かすには?? » iPhone, Mac, E-420, E-P1 のブログ

    [...] ところが、2010年第1四半期のPalm Preの販売数は40万とか50万といった数字のようで、iPhone 3GSが発売開始5日間で100万台、四半期で520万台売ったのに比べると少し悲しくなる結果となっているようです。 [...]