世界のトップブランドは株式市場のトップ企業よりも不況からの回復が速いようだ
by Robin Wauters on 2009年9月22日

技術の話題ではないが、でも世界経済に真剣な関心のある人…たぶん本誌の読者の全員…なら読む価値のあるニュースだ。Millward Brown Optimorが、同社の“世界で最も価値のあるブランド”のリスト…そのトップはGoogleでなんと1千億ドル…に並ぶ企業群の財務パフォーマンスをS&P 500日本語)の企業群と比較した。

Millward BrownがBrandZ Portfolio〔仮訳: 究極のポートフォリオ〕と呼ぶ上位100社には、Apple、Vodafone、Microsoft、Nokia、BlackBerry〔あくまでも‘ブランド’なのでRIMではない〕、Intelなどのテク系ブランドも多く、これらは一般市場よりも速いペースで不況から回復しつつある。上の図が示すように、最も価値のあるグローバルブランドたちは、これまでもS&P 500より好成績だったが、ここ数か月では市場よりも相当急速な、不況からの回復ぶりを見せている。

BrandZ Portfolioの価値は今、S&P 500よりも28%高い。また、市場よりも早くプラスの成長率(+5.6%)に復帰した。でも、何よりも嬉しいのは2つの線がどちらも上向きに転じていることだ。

なお、BrandZなるものを研究したのはMillward Brown Optimorの親会社WPPで、グローバルなB2Bブランド*のうち、世界20か国100万人を超える消費者調査をもとに“消費動向の影響を直接的に受ける”タイプのものを1000選び、それらの資産価値を計算したものだ。その計算方法を”Economic Use”と呼び、そのブランドの消費への影響力を推計し、また、企業価値の何割がブランドの価値であるかを判定する。ブランドのランク付けにはさらに、Bloombergの財務データやDatamonitorの市場および製品データも使われ、また地域別国別の違いも考慮される。〔*: B2B, business-to-business, 企業間取引が主体の、という意味。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))