
大規模なIPOもあり(LogMeinとA123Systems)、M&Aも堅調ながら、2009年第3四半期のベンチャー支援企業のイグジットは依然として低調だった。Dow Jones VentureSourceおよびNational Venture Capital Association/Thomson Reutersから発表されたデータはいずれも、M&A、IPO共に金額の減少を示している。VentureSourceによると、同期のM&Aイグジットの総額は$2.9B(29億ドル)で、これは前年比49%減である。NCVAは$1.8B(18億ドル)、46%減と報告している。
両社は異なるデータを基にしているが、似た傾向を示している。例えば、VentureSourceはIPOとして、上記の2件だけを勘定に入れているが、NCVA
はCumberland Pharmaceuticalsも数に入れている。それでも、第2四半期にベンチャー支援企業5社がIPOした時よりは減っている。
IPO件数の減少
バッテリー製造業のA123Systemsが先週完了したIPOは特に好調で$380M(3億8000万ドル)を集めた。第3四半期初めのLogMeinのIPOは$107M(1億0700万ドル)、Cumberlandが$85M(8500万ドル)で、計$572M(5億7200万ドル)だった。この金額は前四半期のベンチャー支援企業のIPO総額$720M(7億2000万ドル)からは減少しているが、前年同期の$188M(1億8800万ドル)からは増加している。それでも以前と比べてIPOの門戸はまだかなり狭い。

同期のM&Aの状況も明るいとは言えない。VentureSourceが追跡した71件の合計金額は$2.3B(23億ドル)で、前年同期の$5.2B(52億ドル)からも前四半期の$2.8B(28億ドル)からも落ち込んでいる。当期中の大規模なM&Aには、VMWareによるSpringSourceの買収($362M[3億6200万ドル])とIntuitのMint買収($170M[1億7000万ドル])がある(なお、これらはベンチャー支援企業のイグジットだけであることに注意されたい。上場企業である、AdobeがOmnitureを$1.8B(18億ドル)で買収、DellがPerot Systemsを$3.9B(39億ドル)で買収、XeroxがAffiliated Computer Servicesを$5.75B(57億5000万ドル)で買収、などのデータは含まれていない)。

NCVAのデータによると、当期のM&Aは62件(前年同期の88件から減少)で、公表されている価値総額は$1.2B(12億ドル。前年同期の$3.1B[31億ドル]から減少)だった。そして、リターンも決して大きくはない。VentureSourceによると、第3四半期の買収価格の中央値は$21M(2100万ドル)で、一方買収前の調達資金の中央値は$17M(1700万ドル)だった。

NCVAによる平均金額規模の減少も似た傾向を示しており、1年前の$96M(9600万ドル)から$58M(5800万ドル)へと下がっている。また、注ぎ込んだ金額よりも買収時の価値が低かったケースは、価値を上げたケース(こちらが通常)よりも多かった。
平均M&A規模縮小
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(翻訳:Nob Takahashi)





まあ、イノベーションが安定して存在することの方がナンセンスだからなー