先日出かけた際、友人と目当てのバーを探していた。ガソリンスタンドの人に道を尋ねる代わりに、もちろん21世紀の時代らしくiPhoneを取り出して、地図アプリケーションを使ってバーの場所を検索してみた。そして少々気になることを発見した。確かに探しているバーは見つかったのだが、そのバーの場所に”User-created content”(利用者の作成したコンテンツ)とラベルのついたものも表示されていたのだ。
また、米国時間10/2に公開されたSearch Engine Landの記事によれば、iPhoneの地図アプリケーションにスポンサー広告が表示され始めたとのことだ。つまりはGoogleが何か新しい試みを始めたということだ。しかし「利用者の作成したコンテンツ」にしても広告にしても、何の注釈もなく表示され、かつ双方共に画面から消すことができないのは使いにくい。
もちろんGoogleとして、スポンサーリンクを非表示にできるようにはしないだろう。それは理解しているので、とくに気になるのは「利用者の作成したコンテンツ」の方だ。誰か知らない人が、ちょうど探しているその場所に、いつかしらいたことがあるということだけを示している。こんな情報が役に立つわけもない。
Appleは、iPhoneに関しては完全な制御権を保持していこうと考えているわけで、地図アプリケーションに加えられた変更点について、どのように対処していくつもりなのかも気になる。Appleが独自の地図アプリケーションを作成する際に、Googleの手を借りたとは言っても、これはAppleのアプリケーションだ。しかし今回の機能追加で、Google側の都合によって地図アプリケーション上に好きなデータを表示させられることが明らかになったわけだ。さらには、今回表示された「利用者の作成したコンテンツ」が、モバイル界のライバルであるNokiaが買収したPlazesの位置情報ソーシャルネットワークを利用しているものである点も気になるところだ。
GoogleがiPhoneの地図アプリケーションに「利用者の作成したコンテンツ」を表示するのは大賛成だ。ただしそれは、そのコンテンツが役立つ場合に限る。今回表示されたものを見ると、とても役立つとは言えない状態だ。また、見たくないときに非表示とする機能も必須だろう。この二点は絶対に譲れないところで、きちんと対応しなければiPhoneの地図アプリケーションは、直ちに無用な情報を満載するクズになってしまうことだろう。Appleが今年の夏に地図作製会社を買収したのには、今回のような事態に備える意味もあったに違いない。
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(翻訳:Maeda, H)





実際の金の流れがわからないけど、ユーザーとしては無料でこれだけのものを利用させてもらっているわけだから、正直、何されても文句は言えないと思う。嫌なら使うな、で終わりな気がする。
アップルがGoogleに地図使用料を支払っているなら、それはiPhone代に加味されているわけだから、ユーザー自身が払っていることになる。それならこういったものは排除して欲しいものだ。
Appleが買収した地図会社、日本での地図の精度はどれほどになるのだろうか。Google同様にゼンリンを採用すれば問題はなさそうだけど。日本において、これまで使い物にならない地図(NokiaMapなど)をいくつも見てきた者としては気になる。