「The Lobby」会議では、驚くほどあけすけな会話が繰り広げられていた
by Michael Arrington on 2009年10月8日

「殆どのカンファレンスで、一番価値があるのは9時から深夜のパーティーだ」と苛立って言ったのは、August Capitalのパートナー、David Hornik。イベントに行っている間の殆どの時間は、自分に向かって話すのを聞くのに費される、と不満を漏らす。彼いわく、双方向の会話の方がずっと価値があり、それができるのはパーティーか、会場の外のロビーだけだという。

そこで3年前、Hornikは、招待制完全オフレコ会議、その名もふさわしくThe Lobbyをスタートさせた。毎年9月にハワイで行われ、目的は何をおいても会話すること。それとマイタイを少々。

終ったばかりの今年のイベントには、200人弱の個別に選ばれた人々が参加した。ベンチャーキャピタリスト、スタートアップ起業家、著名なCEOなどがThe Lobbyに集まった。アルコールと太陽に誘われて、驚くほどあけすけな会話が、ある時はプールで、もっと多くが海辺のバーにて交された。そして聞くところによると、ベンチャーキャピタルや買収、事業開発などの片手に余るほどの取引きが、The Lobbyのすばらしい夕暮れの薄明りの下で始まったという。

イベント内容は厳格にオフレコである。2007年の第1回に、ちょっとした記事を載せたブロガーが1名、永久追放されたことを除き、ルールは厳しく守られている。

今年は誰が参加したかって? 来年呼んでもらえなくなるのが怖いから、教えることはできない。しかし、このイベントに関してTwitterを検索すると、参加者による書き込みが結構見つかる。また、Facebookにはイベントでの楽しそうな写真がアップロードされているのが散見される。さらには、コンファレンスのウェブサイトの概要紹介ビデオには、何人かの参加者が写っている。上の写真には、First Capitalのパートナー、Rob Hayesが休暇でしか見られないシャツを着て写っている。

私のようなブロガーにとって、こんなに多くの刺激的な情報ソースが、時には酒に酔ってブールサイドにいるのを見るのは、何とも苦しいものだ。この会のオフレコという制約が、異常なほどのフラストレーションを生む。見るだけでさわれないストリップ小屋のようなものとでも言おうか。

少々無駄遣いなのでないかって? その通り。しかし、これはシリコンバレーのリーダーや実行家たちにとって時には必要な、評論家やコメント荒らしの監視の目から遠く離れて行われるイベントなのである。またこれは、イベントの真の価値は、ステージの上よりもステージの外、即ちロビーで生まれている、という明快な証しでもある。自分が参加できたことを幸運に思っている。




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(翻訳:Nob Takahashi)

  • kigoyama

    いいですね。こういうイベント。