
自分のすばらしいアイデアをもとに、会社を興したい人。もしもあなたがその一人だとしたら、そのとき一挙に大量の問題を抱え込む: 協同ファウンダや社員をどうやって見つけるのか、会社ってどうやって作るのか、投資家たちとどうやって交渉すべきか、会社を成長させるコツは?、などなど。これから生まれて初めて会社を作る者にとっては、これら以外にも大量の細かい問題や課題があり、しかもそれらはどれも未知の闇の中にある。そしてふつうは、実際に仕事を進めながら、途中で転んだりけがをしたりしながら、少しずつ経験から学んでいく。
でも、これからは違う。昨夜(米国時間10/6)は、Microsoftで行われたJuice Pitcherというスタートアップのコンペで、MintのCEO Aaron Patzerが行った45分のプレゼンを見た。このイベントはTheFundedとVator.tvの共催で、5〜6社のスタートアップがステージでデモをしてトップ賞を競う。その幕間(まくあい)に登場したPatzerは、Mintについて詳しく話した。彼のその会社は、最近Intuitに$170M(1億7000万ドル)で売ったばかりだ。
PatzerはMintのうんと初期のころの話をして、その中でとびきり役に立つアドバイスを述べた。彼がMintを作ったころは、自分の年俸はわずか3万ドル、しかし雇った技術者たちには会社の株を提供することにより、自分より高い給与を払った。彼の経験則としては、まだ収益が出る前のスタートアップでは、技術者一人当たり会社の評価額が50万ドル上がり、ビジネス系の社員は評価額を25万ドル下げるそうだ(彼はこの話を冗談っぽく語った)。彼によれば、初期のMintでは、ファウンダ2人、技術者1人という陣容で、1年に15万ドルが消えていった。

PatzerはMintの財務モデルと収益モデルについても語った。財務面では、なにしろ会社の全生涯にわたって低コスト体質を維持すること。また、資金調達の各ラウンドでは、そのラウンドでの達成目標を立てること。なお、今日のMintは、無料サービスでありながら、さまざまな付加価値サービスによりユーザ一人当たり年間30ドルの収益を上げている。
財務面では、たとえば隠れコストに気をつけろといった、細かい話もあった。
読者がスタートアップのファウンダなら、このページをブックマークして何度もビデオを見ることをおすすめしたい。とにかく、ものすごく具体的で役に立つ話ばかりだ。
〔この続報記事に、プレゼンの“台本”(パワーポイントドキュメント)が埋め込まれています。〕
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))
