ウェブが成熟するにつれ、起きるべきことが起きていくのはよい傾向である。サービスに新機能を詰め込むのではなく、サービスの性能を改善することに集中する。最近これを実践しているのがDiggだ。
今日(米国時間10/8)のブログでDiggのエンジニアリング担当VPのJohn Quinnが、Diggのサイト高速化への取り組みについて書いている。例えば、CSSやJavaScriptといった静度リソースをコンテンツ配信ネットワーク(CDN)に移行することや、今より高性能の分散データベースに切り換えることなど。しかし、最大の変更の一つはあまりに小さすぎて、Diggがこれまで長い間やらなかったことが滑稽に感じるほどだ。
今日、トップページに表示されていた16ピクセルのユーザーアイコンが消えた。笑えるのは、あまりに小さすぎて無くなったことが殆どわからないことだ。しかしこの小さな処置によって、「DiggへのHTTPリクエストによるウォームキャッシュの負荷が75%程度減少する」とQuinnは言っている。
なお、Diggはトップページに載った記事を投稿したユーザーへの謝意を表さなくなったわけではないので念のため。アバターの名前の代わりに、名前のみが表示されるように変わっただけだ。Diggの記事のページに行けば、今でも(大きい)アバターが見られる。
Quinnによると、これはDiggが今後数ヵ月間に予定している高速化への取り組みの、第1弾にすぎないが、これによって「多くのユーザーにとって、かなりの高速化になるはずだ」とのこと。
多くのユーザーがサービスに新機能の追加を迫る中、肥大化よりもスピードを重視するようになってきたのは好ましい傾向だ。Facebookは(以前よりは)軽くなり(ただし共有のスピードは未だに問題)、Googleも速くなり、最新版のOS Xも最適化がすべてだ。スピード、スピード、スピード。
[写真:Paramount Pictures]
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)






