ケータイで写真を撮ったら被写体の情報や関連コンテンツを見せてくれる魔法のようなXsights
by Robin Wauters on 2009年10月22日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

イスラエルのXsightsが、おもしろい技術を開発している。それは、静的なオブジェクト…看板、屋外広告、ポスター、印刷された画像、などなど…にケータイのカメラを向けると、それらを撮った画像を対話性のあるマルティメディアふうに扱える、というものだ。つまり、そこに写っている物の情報や関連のマルティメディアコンテンツを、新聞記事や、ランドマーク、映画のポスターの中の俳優の写真、道路標識、などなどから(ほぼ)リアルタイムで得ることができるのだ。

これは、携帯電話用の拡張現実(augmented reality, AR)と言える側面もあるアプリケーションだが、カメラに写っている画像が写真として電話機に保存されたあとに、バックグラウンドでいろいろ分析されるから、本当のリアルタイムではない。

カメラをそのオブジェクトに向けて写真を撮り、その写真を保存すると、ユーザはそのオブジェクトに関するいろんな情報や関連コンテンツ…方角、値段、それが映っているビデオクリップ、それに関連したオーディオファイル、さらに買い物情報、デジタルクーポン、などなどを得ることができる。

…という話そのものは、すごくおもしろいが、実は、というか、もちろん、というか、そのオブジェクトに関する情報やコンテンツは事前にセットされていなければならない。だからぼくが今、何もセットされていないオブジェクト…Sonyのロゴ、有名俳優(ジェニファー・コネリー、ブラッド・ピット)の写真、超有名な映画「バットマン」や「ゴッドファーザー」のポスター…を写しても、Xsightsはまったく反応しない。謎めいたエラーメッセージが出るだけだ。

だから、同社のすばらしいデモ紹介ビデオを見たあとに試すと、みんながっかりするだろう。しかしXsightsが基本的に狙っているのは、コンテンツの提供者やパブリッシャー、広告主などとコマーシャルな提携関係を結んで、情報や関連コンテンツがセットされたオブジェクトの数を増やすことだ。むむむ、もしかして、ケータイの画面に、拡張現実ならぬ「コマーシャル付き現実」というものが出現するのだ!。

しかしXsightsは今日(米国時間10/20)、個人ユーザのための、ユーザ作成コンテンツのキャンペーンも立ち上げる。つまり個人ユーザは、自分の招待状や挨拶状(グリーティングカード)、写真やビデオなどに、それらの関連情報としてのビデオクリップをセットして、対話的なおもしろさを盛り込むのだ。つまり、個人の対話的コンテンツというわけだ。

1000人までのTechCrunch読者が、このユーザ作成コンテンツをアップロードするキャンペーンに招待されている。ここへ行くと、TechCrunchの読者ならコンテンツをアップロードできる。

さらに、今現在合衆国各地で上映中の最新封切り映画なら、そのポスターをケータイのカメラで撮影すると、映画の予告編を見れる。ぼくが最初に試したように、任意の画像ならだめだが、このリストにあるポスターなら、ばっちしだ。

Xsightsは3種類の接続をサポートしている: テレビ電話(クライアントなし)、iPhoneとBlackBerryと一部のJ2ME対応機、そしてカメラ付きケータイのMMSだ。

みなさんも試してみて、感想を送ってほしい。

[原文へ]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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