縮小を続けるNew York Timesには第3四半期も試練が続いた。今朝(米国時間10/22)、New York Timesは 第3四半期の営業報告を発表した。総収入は17%ダウンの$571M(5億7100万ドル)、広告収入は27%ダウンの$291M(2億9100万ドル)、うちオンライン広告は8.2%ダウンの$68M(6800万ドル)となった。
この営業報告の発表の前週には報道部員100人の削減が発表されている。
しかし、わずかだが希望の光が射していないこともない。最悪の時期を脱しつつあるのかもしれないという兆候がある。第2四半期の広告収入の落ち込みは32%もあった。オンライン広告も15.5%落ち込んだ。それに比べると、今期は回復への一歩かもしれない。以下は過去4四半期のオンライン収入の推移(対前年同期比)。
過去1年間のインターネット広告収入の推移(前年同期比)
4Q08: -3.5%
1Q09: -6.1%
2Q09: -15.5%
3Q09: -8.2%
もうひとつ、注目すべきデータは、インターネット版にくらべて印刷版の広告収入が急速に減少しているために、インターネット広告の占める割合が相対的に増加している点だ。第3四半期のインターネット広告は全広告の23.5%を占めており、前年同期の18.6%から大きく上昇した。つまりNewYork Timesの全’広告収入の約4分の1がオンラインからきていることになる。どちらのタイプの広告が今後より早く回復するかを考えれば、この割合はさらに上昇する可能性が高い。
ただし、New York Timesには購読料収入があるのでインターネット広告は総収入の中では依然として相対的に小さい割合になっている。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)
