「漂流びん」というものには何かしら魅力を感じる。何かを書いて、海に流し、いつの日か知らない誰かが見つけてくれることを願う。当然誰かがTwitterでもやらなくてはいけない。
140inABottleというTwitterアプリは、見たまんまの簡単なものだ。サイトには、好きなことを書ける140文字分のスペースがある。Twitterにログインする必要もない。なぜならメッセージは140inabottleのTwitterアカウントから送られるからだ。必要なのは、「reCAPTCHA」を入力して、自分が人間でありスパム攻撃をしているのではないことを証明することだけだ。
入力して送り出されたツイートは、140inABottleのシステムに1~90日間保管される。ここがポイントだ。海を漂流するびんと同じように、ツイートはすぐに届けられることはなく、向こう3ヵ月間中のランダムな日付に(Twitterストリームに)漂着する。
ただしよく考えてみてほしい。送られたツイート(匿名で、140inABottleのTwitterアカウントから送られるので念のため)は、全くランダムな誰かに向けられる。現実に読まれるためには、瓶の中のそのツイートを誰かが「見つけ」なければならないのだ。これを著しくじれったいと感じる人もいるに違いないけれど、たかが1回のつぶやきだし、ちょっといい感じだ。いつかTwitterで、誰かのこんな反応を見るのが楽しみだ、「@140inabottle さんは、どうしてランダムにメッセージを送ってくるの?」
他にも匿名ツイートサービスはいくつかあるが、殆どが悪いことを書き逃げするため、という発想だ。これは違う。とは言え、いずれ誰かがこのしくみを悪用して、バカな使い方を考えつくに決まっている。別に難しいことでもなくて、140inABottleのツイートの中に、@reply を入れれば相手はそれを見ることになるのだから。
このサービスは、ニューヨークのテクノロジーおたく、Sam Bensalemの発案によるもの。彼によれば、ケビン・コスナーの1999年の作品、メッセージ・イン・ア・ボトルにインスパイアーされたとのこと。ただし、そうではなく、The Police songからひらめいた、と彼が言ったことにしておこう。



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(翻訳:Nob Takahashi)




