Yahoo.com、アプリケーション追加機能などの充実により、ページ滞在時間が20%増加
by Erick Schonfeld on 2009年10月29日

Yahoo.comが、この夏よりホームページのリニューアルを行っていたことをお聞き及びだろうか。徐々に新しいホームページに切り替え始めて3ヵ月が経過した本日(米国時間10/28)のAnalyst Dayで、シニアバイスプレジデントのTapan Bhatが新しいページのパフォーマンスについての発表を行った。Bhatによれば、この3ヵ月でページビューは9%増え、ホームページ滞在時間は20%の伸びとなったとのことだ。

Bhatによると、今回のデザイン変更は、全体的にPageYieldを向上させるために行ったものだとのこと。このPageYieldというのは、特定のページが閲覧者にどれだけ気に入ってもらえたのかによって算出するものだ(検索結果ページにて、検索エンジン側の視点から評価するPageRankの対極にあたるものと言って良いだろう)。該当ページでの滞在時間やページビュー数、またダウンストリームトラフィックの生成量や、閲覧者の再帰率などから算出している。

種々の変更点の中でも、PageYield値を大きく上げているのは、ページ左側にあるMy Favoritesカラムにアプリケーションを追加したりフィードを取り込んだりする機能であるようだ。利用者調査によると75%の人がアプリケーションの追加機能に対して好感を持っており、40%の人が6ないし11のアプリケーションを利用しているようだ。本機能の利用率は、この3ヵ月で8%の増加となっているらしい。

また、利用者個々人に向けた「Today」モジュールも人気のようだ。ここに掲載される記事のクリックスルー率は76%にも達するらしい。

ページをシンプルに整理して、掲載する個々のコンテンツの魅力を高めるというのは、方法論として正しいものと言えるだろう。また今回のデザイン変更以来、トップページに掲載する広告のクリックスルー率も10%の増加を示しているとのことだ。シンプルがベターだということを意味する。但しYahooは、ページに掲載する広告数の減少による財務的影響に直面しているところでもある。

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(翻訳:Maeda, H)