
GoogleドキュメントやそのライバルのZoho、Etherpadなどの登場によって、ワープロや表計算などの生産性アプリには共有や共同編集などコラボレーション機能が必須となってきた。Microsoft自身もコラボレーション機能を新バージョンOfficeのExcelに付け加えているが、その機能はまだ限定的だ。一方、DocVerseはWord、Excel、PowerPoint向けのコラボレーション用プラグインを発表した。これによってユーザーは他のユーザーとWordなどのアプリのファイルを共有し、共同で編集作業が行えるようになる。
DocVerseプラグインをダウンロードしてインストールすると、Microsoft Word、PowerPoint、Excelをファイルを開いたとき、右側のサイドバーに現れる。ユーザーは他のユーザーに同様にDocVerseプラグインをインストールして共有に加わるよう招待することができる。相手方がインストールを終えると、ユーザー間での共有が開始される。オンライン、オフラインを問わず、ユーザーが文書に加えた編集をすべてDocVerseがモニタしている。ユーザーがオンラインになると、プラグインはすべての変更をまとめてオンライン文書を最新の状態にアップデートする。プラグインにはIM機能が組み込まれており、編集作業をしながら他のユーザーとチャットすることができる。
またDocVerseプラグインはこれらのOffice文書をウェブ上に表示する機能もある。DocVerseは非常に高い精度で文書のフォーマットをウェブ用に変換することができる。ユーザーはブラウザから文書を閲覧し、コメントを投稿することができる。コメントは文書の共有者全員に自動的に共有されるので、MicrosoftOfficeがない環境のユーザーとも容易に共同作業ができる。DocVerseを利用して文書を編集すると、編集処理の内容がすべてストリーム化されMicrosoft Officeのアプリ、ブラウザ、さらにはRSSリーダーで閲覧することができる。
DocVerseプラグインの利用料金はユーザー数と文書数に応じたものとなっている。たとえば、500文書、10ユーザーまで月額$49だ。MicrosoftはOfficeの新バージョンで共有機能を大きく強化するものと予想されているものの、DocVerseのプラグインは、コラボレーション機能を持たない過去 Word、Excel、PowerPointに対しては今後もきわめて有力なソリューションだろう。DocVerseは 2007年に元Microsoft社員のShan Sinha、Alex DeNeuiが創立した。これまでにBaseline Ventures、Harrison Metal Capital、Naval Ravikant他から$1.3M(130万ドル)のシード資金を調達している。同社はまた有力なソーシャル・コラボレショーン・プラットフォームのJiveと提携している。
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)




