
Facebookが今日(米国時間11/5)掲載した長いブログ記事で、アプリケーション上の広告と“お知らせ詐欺”に対する規制を強化したと述べている。今週同社を襲った否定的な報道のすべてに言及しているわけではないが、このブログ記事が登場した理由はそれだ。
Facebookによれば、詐欺的な広告はWeb全体に蔓延している問題であり、同社は前からそういう詐欺と戦っている(それは事実だがそれほど迅速な対応ではない)。記事は、Facebookが7月から施行しているサードパーティ広告に対する新方針を挙げているが、しかしその大幅にユーザ寄りの方針は、めったに実行されていない。さらに記事は、それ以降2社の広告ネットワークを廃止し、今回はさらに2社を追い出すと言っている。
今週初めのFacebookとの会話では、同社は一貫してユーザ保護に積極的であったと主張していた。今回のブログ記事も、基調はそれと同じだ。彼ら曰く、広告もアプリケーションも多すぎて、とてもその全部を監視できない。ぼくはそのとき、FarmVilleで詐欺的な広告を見つけるのは10秒もあれば十分と言ってやった。FarmVilleはFacebook上のトップ人気のゲームで、月間ユーザ数6300万あまりを数える。人気アプリケーションからしらみつぶしにやっていけば、大量の問題を消去できるだろう。
本誌の最初の記事では、そういう広告とFacebookのあいだには金の腐れ縁があると指摘した。アプリケーションは広告から金をもらい、その金でFacebook上の広告を買う。実質的にはそれは、詐欺の鞘取りだ。だから、露骨にルール違反をしている人気アプリケーションに対する規制を遅らせているFacebookの態度は、許せないだけでなく不純な動機を匂わせる。
Facebookによれば、同社はこの問題に対処するためのチームと技術を構築するそうだ。
今週は、Facebookがまだ沈黙を守っている段階から、MySpace、Zynga、RockYouなど数社がいち早く立ち上がって、ゲーム界の清掃に積極的に取り組んだ。そういう、すばらしい出来事もあった。
詐欺的行為をやめることは、明らかに経済的には損失だから、それをあえてやることはすばらしい。この問題は、プロ野球などにおけるステロイド注射に似ている。もしMLBが規制しなかったら、注射をしたほうが有利だから多数の選手がそれに手を染めるだろう。今週起きたことは、MLBは黙っているのに一部の人気選手が自発的に薬物注射を認めてそれをやめたことに似ている。
Facebookが詐欺広告を提供するアプリケーションの規制をもっと厳しくやれば、デベロッパもそれを今後は自然にやらなくなる。今回のブログ記事が、よりクリーンなFacebookの始まりであると期待したい。
しかし、インターネット全体が汚れている中でFacebookはましなほう、という主張を今後も続け、コミュニティをきれいにせよという外部圧力を無視するなら、本誌は先週やったことと同じことを、また繰り返さなければならない。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))




