
Rupert Murdochは故郷のオーストラリアに帰るといつも、相当リラックスして合衆国では言わないようなことをマスコミ(==たいていは彼が所有している会社)に言う。もちろん合衆国のほとんどのメディアがその発言を報道するので、それはビッグニュースになってしまう。今日(米国時間11/9)のMurdochは彼のSky Newsを相手に、Googleなどの検索エンジンからWall Street JournalのWebサイトWSJ.comにアクセスできないようにしたい、と言った。Googleからのトラフィックはすごく多いのでは?と聞かれMurdochは“うちのWebサイトには金を払って見にくる限られた人たちだけが来ればよい”と答えた。
Murdochが、WSJ.comなど彼のニュースサイトに来る人は今より少なくてよいと考えているなら、Googleによるそれらのサイトのインデクシングを禁じればその目的は簡単に達成される。Hitwiseの推計によれば、WSJ.comへのトラフィックの15%はGoogleの検索から、そして約12%はGoogle Newsからなので、合わせて3割近くになる。
WSJ.comのビジターの約44%がこのサイトを初めて訪れる人たちだから、GoogleはWSJの読者増に貢献している。しかしMurdochが求めているのは検索エンジンから来る読者ではなく、WSJというブランドに価値と信頼を見いだしている読者だ。彼は、そこに固執している。人びとがコンテンツに金を払うためには、まず、そのコンテンツを見つけなければならないはずだが、彼の頭にはこの“見つける”の部分が抜け落ちている。
一方WSJ.comとGoogleの今の契約では、検索エンジンはペイウォール(paywall,有料サイト〜有料ページ)をバイパスして、読者がリンクをクリックスルーしたときには記事の全文を見せてよいことになっている。だからたぶんWSJは、中途半端はありえないことを学びつつあるのだ。コンテンツは、それを全員に対して有料にするか、または全員に対して無料にする。その中間はありえない。バックドアを作ったとしても、それはすぐに見つかってしまう。Googleとのこの奇妙な契約で何が起きているかというと、人びとはますます、直接WSJへ行かずに、まずGoogle Newsで記事を検索してからWSJへ行くのだ。おっと、話が脱線してしまった。
以下が、Murdochのインタビューのビデオだ:
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))




