先週のTechCrunchハイライト―Skype和解のまとめ
by Paul Carr on 2009年11月10日

skype-ebay2005年にeBayがSkypeを買ったときの様子を見たかったものだ。eBayに宅配便が大きな箱を届けて来る。社員が興奮して叫ぶ。

「おおい、みんな! Skypeが届いたぜ!」

「すげー。速く開けろよ」

「あれ、これは注文したものじゃないぞ。でかい箱にマジックでSkypeって書いてあるけど、ユーザーがぎっちり詰まってるだけだ。P2Pテクノロジーなんかどこにもありゃしない」

「なんだって? オークションで入札する前に説明を読まなかったのか?」

「いや、その…ついSkypeが買えると思って興奮しちゃって」

「えらい目にあったな。おれたち、いくら払ったんだっけ?」

「…26億ドルばかり」

「ええい、もうインターネットで買い物するのは止めようぜ」

遅すぎた和解―eBayとSkype
先週、4年越しのドタバタ騒動の後で、eBayのSkype買収にまつわるトラブルが最終的に解消された。TechCrunch (と、ありとあらゆるメディア)が報じたとおり、eBayと投資家のコンソーシアムはSkypeの共同ファウンダー、Niklas ZennströmとJanus FriisからSkypeサービスの核心をなすP2P技術の利用権を得た。馬鹿げたことに、eBayはSkypeを買収した際にその権利の確認を怠っていたのだ。今回の和解で、Silver Lake Partners、Andreessen Horowitz、Canada Pension Plan Investment Boardからなる投資家のコンソーシアムはSkypeを買収する道が開けた。

Robin Wautersが契約の詳細をレポートしている。 Skypeの共同ファウンダーはSkypeの株式の14%を再び取得すると同時に取締役として返り咲く。それと引き換えに、P2Pの利用権をSkypeに与える。同時に共同ファウンダーはかなり巨額の個人資産をSkypeに投資する。新たに設立された買収コンソーシアムはSkype株の56%を取得し、eBayは引き続き30%を保有する。今回の取引ではSkypeの時価総額は$2.75B(27億5千万ドル)と評価された。買収が確定すると同時にeBayは約$1.9B(19億ドル)をキャッシュで、$125M(1250万ドル)を手形で受け取る。また従来の噂とは違って、Skypeの初期の投資家であるIndexVenturesは今回の買収に参加していない。

Robinが細かい数字をいじくっている間、ErickはMarc Andreessenと会ってきた。Andreessenは期待に違わず、面白い話を聞かせてくれた。要するに今回の和解は投資コンソーシアム側のファウンダーに対する好意の現われだというのだ―もっとも、その好意が受け入れられないときのために法廷闘争や別のP2Pテクノロジーなどを用意していたのだが。「われわれはファウンダーを取締役に戻すことはいい考えだと思った。そうすれば面倒な話が一掃されるからね。われわれはファウンダーをとても大事にする」とAndreesenは語った。なにやら、人が脚を折るのを見るに忍びないというマフィアのボスを思い出させないでもないセリフだ。

「おれたちはとても脚を大事にしてるんだ」

で、ZennströmとFriisは次に何をやるつもりなのか? Robinの記事によると、2人が現在取りかかっているのはRdioというベンチャーだそうだ。まだローンチされていないデジタル音楽のスタートアップだというのだが、数週間前にNew York Timesが噂を取り上げた以外にはまったく情報がない。

新しいSkypeの保留音にすてきな音楽が流れるようになることを期待しよう。

〔以下未訳につき原文をご参照ください〕

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01

  • http://maclalalalink.wordpress.com/2009/11/11/%e3%82%bd%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%ab%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%a0%e8%a9%90%e6%ac%ba%e9%a8%92%e3%81%8e/ ソーシャルゲーム詐欺騒ぎ « maclalala:link

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