今日(米国時間11/14)、高校をドロップアウトしてTumblrを創立したDavid Karpが陽光溢れるスペインのセビリヤで開かれたEventoblogカンファレンスでプレゼンテーションを行った。Karpが最初に披露したスライドにはTumblrの急速な成長ぶりを示す数字が載っていた。
Tumblrチームが前回成長ぶりを明かす統計を公開したのは今年の8月だった。その際、2009年7月の訪問者は5千万、ページビューは2億5500万という心強い数字を挙げていた。今回(おそらく10月の月間統計と思われるが)、Tumblrは2千万のユニーク訪問者、4億2千万PVがあったと発表した。
すると、Tumblrの訪問者は数カ月で3千万も減ったことになるが、これはおそらく統計処理上の何かの間違いだろう。(ユニーク訪問者と訪問回数の取り違え?) いずれにせよ、Competeのサードパーティーの統計でもTumblrのトラフィックが増加していることは確かめられている。
Karpによると、現在200万のTumblrを利用したブロガーがおり、月間4千万の記事が投稿されているという。平均して毎日1万の新しいユーザーが登録しており、引き続いてサービスを利用する率は85%ときわめて高い。ちなみに、このマイクロ・ブログ・サービスはきわめてシンプルで、利用は無料だ。
スライドを撮った写真でも分かるように、ユーザーの35%はFacebookを、15%がTwitterを使っている。ブックマークレットもそこそこ人気があるようだ。とにかく、ユーザーの3分の1がインストールしている。15%はTumblrのiPhoneアプリ(これは間違いなく便利)をダウンロードしている。
私は昨夜Karpと短時間だが話をする機会があった。それによるとTumblrのフルタイムの社員は現在10人だという。まだビジネスモデルが確立されていないことについては「それほど心配していない。単に広告を掲載したり有料のプレミアム版を追加したりするのではない、もっと独創的な方法で収入を確保する方法を考えている」ということだ。
近く実験を始めるのは、「ユーザーがコンテンツをより効果的にPRできるような有料の機能」だそうだ。これだけではいささか漠然としているので、実際にどんな機能なのか発表を待ちたい。
もう一つ計画中なのが国際化だ。Tumblrチームは現在サービスをユーザー・サポートも含めて英語以外の言語に多国語化すべく準備中だ。
Tumblrは現在までに$5.25(525万ドル) のベンチャー資金を調達している。Karpは「あと2年はサービスを運営できるキャッシュが残っている」と語った。
そこで、古くて新しい問題はこうだ。Tumblrは着実に成長を続け、巨大なトラフィックを、売り上げに変える方法を時間内に見つけ出すことができるか? メジャーなウェブ・プラットフォーム自身がマイクロ・ブログ機能を次々に追加しているので、Tumblrに残された時間はそれほど長くないかもしれない。
〔日本版:David Carpの経歴についてはこちらの記事が詳しい。〕
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(翻訳:滑川海彦/namekawa01)




