Bing、米国内検索シェアでほぼ10%を獲得
by Erick Schonfeld on 2009年11月18日

9月にはBingの成長が頭打ちになるのではないかというがあったのをご記憶だろうか。結局そのような事態にはならず、10月のcomScoreによるqSearchサービスによる統計では0.5ポイントの伸びを示して、米国内検索シェアで9.9%となった。スタートから5ヵ月、Bingは着実に成長して市場シェアのほぼ10%を獲得するに至ったわけだ。

またBingの成長に向けた動きはなお活発で、TwitterおよびFacebookの双方からリアルタイムデータのインデックス化を行い(GoogleもTwitterのリアルタイムデータは検索対象に加えたが、Facebookには対応していない)、Wolfram Alphaと提携してダイエットと栄養に関するデータを処理しており、新たな動画検索機能など、さまざまな機能追加を行い続けている。

検索エンジンのシェア獲得戦争にて劣勢となっているのはまたもYahooで、これまで保ってきた地位をBingに奪われそうな様相となっている。この1ヵ月で米国Yahooの検索シェアは0.8%下落して18%となった。今年初めから見ると3%のシェア低下となっている。このような状況の中Googleはシェアを0.5ポイント伸ばして、10月末時点で65.4%のシェアを獲得している。

Bingが成長していくこと自体は好ましいことと言って良いだろう(Googleと競う検索エンジンも必要だ)。ただBingはシェアをGoogleからでなく、将来的なパートナーであるYahooから奪い取る形となっている。Googleを脅かすにはおそらく何かラディカルな手段を講じる必要があるのかもしれない。たとえばメジャーなニュースメディアサイトと提携して、当該サイトのコンテンツについての独占検索権を獲得するなどという、どこかの誰かが言っていたような策が必要かもしれない。ともかく何らかの対策を講じなければ、ただ単にYahooの検索シェアを奪っていくという、前向きとは言えない成果しか残せないことも考えられる。

U.S. Core Search Share, September 2009 (Source: comScore qSearch)

Google 65.4% +0.5% m/m +2.4% ytd
Yahoo 18.0% -0.8% m/m -3.0% ytd
Microsoft 9.9% +0.5% m/m +1.4% ytd
Ask 3.9% 0.0% m/m +0.2% ytd
AOL 2.9% -0.1% m/m -1.0% ytd

(Table below via JPMorgan analyst Imran Khan. Click to enlarge.)

searchshareoct09

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20100115bing-search-market-share-december-2009/ Bing、成長速度を上げて検索市場シェアをさらに拡大

    [...] Bingが引き続きマーケットシェアを拡大しているようだ。おまけに、かつてと比較して、その速度を上げてきているようでもある。マイクロソフトの運営するBingは、昨年12月にはシェアをさらに0.4%伸ばして、米国内での検索シェアを10.7%に伸ばした。この数値はcomScoreのqSearchの数値に基づいたものだ。Bingはこれで開設以来ずっと5ヶ月連続でシェアを伸ばしたことになり、2009年5月からの比較で2.7%の伸びを示している。Googleはシェアこそ65.7%であるものの、シェアを0.2%伸ばしているに過ぎない。一方のYahooはGoogleが伸ばした分だけシェアを減らし(0.2%)、市場シェアを17.3%としている(Barclays Capitalによる上の表を参照。クリックで拡大可)。 [...]