
9月にはBingの成長が頭打ちになるのではないかという話があったのをご記憶だろうか。結局そのような事態にはならず、10月のcomScoreによるqSearchサービスによる統計では0.5ポイントの伸びを示して、米国内検索シェアで9.9%となった。スタートから5ヵ月、Bingは着実に成長して市場シェアのほぼ10%を獲得するに至ったわけだ。
またBingの成長に向けた動きはなお活発で、TwitterおよびFacebookの双方からリアルタイムデータのインデックス化を行い(GoogleもTwitterのリアルタイムデータは検索対象に加えたが、Facebookには対応していない)、Wolfram Alphaと提携してダイエットと栄養に関するデータを処理しており、新たな動画検索機能など、さまざまな機能追加を行い続けている。
検索エンジンのシェア獲得戦争にて劣勢となっているのはまたもYahooで、これまで保ってきた地位をBingに奪われそうな様相となっている。この1ヵ月で米国Yahooの検索シェアは0.8%下落して18%となった。今年初めから見ると3%のシェア低下となっている。このような状況の中Googleはシェアを0.5ポイント伸ばして、10月末時点で65.4%のシェアを獲得している。
Bingが成長していくこと自体は好ましいことと言って良いだろう(Googleと競う検索エンジンも必要だ)。ただBingはシェアをGoogleからでなく、将来的なパートナーであるYahooから奪い取る形となっている。Googleを脅かすにはおそらく何かラディカルな手段を講じる必要があるのかもしれない。たとえばメジャーなニュースメディアサイトと提携して、当該サイトのコンテンツについての独占検索権を獲得するなどという、どこかの誰かが言っていたような策が必要かもしれない。ともかく何らかの対策を講じなければ、ただ単にYahooの検索シェアを奪っていくという、前向きとは言えない成果しか残せないことも考えられる。
U.S. Core Search Share, September 2009 (Source: comScore qSearch)
| 65.4% | +0.5% m/m | +2.4% ytd | |
| Yahoo | 18.0% | -0.8% m/m | -3.0% ytd |
| Microsoft | 9.9% | +0.5% m/m | +1.4% ytd |
| Ask | 3.9% | 0.0% m/m | +0.2% ytd |
| AOL | 2.9% | -0.1% m/m | -1.0% ytd |
(Table below via JPMorgan analyst Imran Khan. Click to enlarge.)
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(翻訳:Maeda, H)

